WESTボツネタ集

《桃》あほしかいない。 ページ15

〆．



あほしかいないシェアハウス。



天然なんかな。いや、そんなオブラートに包むもんちゃう。どあほ連中や。



まず。



「うわああああ！！！俺の！！俺の朝飯ぃぃ！！！？？」



朝っぱらから叫ぶ近所迷惑野郎、ウザ岡大毅。



「しげ、静かにしてやぁ。危うくその似非えくぼに包丁刺すとこやったわ」



笑顔でとんでもないことを言い出すスーパー腹黒系男子、神山智洋。



「しげの朝飯、もう俺の胃袋やけど……それがあかんの？」



ギャップ萌えすら不可能なほどわけのわからん天然男、藤井流星。



「ふんふん………あ、みんな起きてる。バスタオル巻いててよかったー」



色気はあるのに恥じらいのない超マイペース女子、七西A。



「ほんまお前ら自由やわぁ……。え、俺の朝飯は？」



ほんで、そんな四人とは天と地の差、おらんとシェアハウスが潰れてまうくらいまともで重要人物の俺、小瀧望。



「しげとのんちゃんの朝飯は流星の胃袋やで」



「なんでやねんっ！」



「食べ盛りに譲るんは当たり前やろ」



「俺ら同い年やろが！！」



流星に噛みつく俺としげ。



おっと。このままやとしげと同レベルになってまう。



「Aと神ちゃんの分は？」



「Aはほら」



「朝別に食べんからね」



「俺は作りながら食うたし。飯は早いもん勝ち」



皿片すからな〜と神ちゃんがシンクに持っていく。え、まじでないん？



嘘やん……と項垂れていると、「今から卵消費するけど、オムレツ食べる人？」という神の御言葉が。



「食べたい！！A大好き！！」



Aに飛びつくしげと、「俺もええかな」と控えめに聞いてまう俺。



悔しいことに、Aに胃袋掴まれてんねん。



「じゃあ待っててな〜」



「いや、その前に服着ぃや」



〆．







ボツ理由:
タイトルだけ思いついてお話を考えたものの、これはギャグで終わりそうと判断。恋愛が書きたい。







〆．

《赤》秘密１→←《緑》ともはともだち。５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す