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No.27神様(重side) ページ29

放課後になって帰る時間になった。





「神ちゃん、帰ろー」




神「あっおんっ…」






淳太はなんか恋人できました。的な雰囲気を

醸し出して、

今日一緒に帰るのは断られた。





だから、今日は愛しき神ちゃんと一緒に帰ります！



…でも屋上でちょっとあって

気まずい感じなんですよね。(汗)







「あっあのなぁ？さっき…ごめんな？」




神「え？いやっ…大丈夫やでっ」




「うんっ…でさ？俺っ好きな人がおって。
神ちゃん誰だと思う？？」




神「え…えーっとごめん、全然わかんない。」




「知りたい…？」









教えたい。

この気持ちを本人に

神ちゃんに告白したい。

きっと

これチャンスやから…

神様が与えてくれたんや

めったにふたりで帰れないから、

いいチャンスやん。








神「まっまぁ…応援したいし？気になるし」









「おれ、な？…神ちゃんの事、好きやねん。」









神「……え？」









怖くて神ちゃんの顔が見れなくって、

『……え？』



その言葉が心に刺さってる。


はやく、返事を



yesでもnoでええから。



この緊張感から解放させてほしい。

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