笑顔とイケメン ページ38
〜2006.秋〜
初めてレッスンというものに呼ばれた
夏休みに1回だけ来たことがあるこのレッスン室
中に入ると何人か私よりも年上っぽい男の人がいた
その人達は私を振り返ってヒソヒソと話してる
そうか、これからはこの環境に
耐えなあかんねや……
部屋全体がザワザワしてるなか
私のあとに入ってきた人はニコニコしながら
私に話しかけてきた
？「あれ？自分女の子？」
"え…あ、はい"
？「すごいな！女の子でこの事務所入れたん！？」
"ま、まぁ…"
？「でもここにおるってことは
新しく入った子やろ？
こないだのオーディションおった？」
"いや、オーディションは受けてないんです…"
？「嘘やん！？もっとすごいやん！！
あ、俺は重岡大毅！シゲって呼んで！」
"シゲ……私はAAです"
重「あぁもあ敬語とかなしっ！だって同期やろ？」
ニィっと笑ったシゲの顔は
ここにいる他の人は誰も勝てへんくらい
キラキラしてて
改めて私はここに居場所があるのか
不安になってそっと部屋を出た
ﾄﾞﾝｯ
"あっ、ごめんなさい！"
？「ううん、大丈夫？ごめんな？」
レッスン室を出てすぐ誰かにぶつかって
とっさに謝ると目の前にいたのは
とてもイケメンの優しそうな男の人
？「あ、さっきシゲと話してたよな？
俺、藤井流星、これからよろしく
Aちゃん…やっけ？」
"うん…AA……"
藤「一緒に頑張ろなぁ〜！」
"シゲも流星くんも他の人みたいに
私のこと変な目で見ぃひんの？"
素直に思ったことを聞いてみると
目の前の流星くんはキョトンとした顔をした
藤「え？なんで？
まだ今日会ったばっかでどんな子かも分からんのに
端から決めつけるとかないやろ？
それになんかAちゃんとは
これから長い付き合いになりそうな気すんねん！」
"ふふ(笑)そっか、よろしくね？"
藤「うん、こちらこそ！」
そんな流星くんの予感が現実のものとなるまで
あと7年半くらい……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 477人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - WEST大好きでピンクと青と緑色ジャス民ですこの小説最高です (2018年8月18日 14時) (
レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - かなやん。さん» わかりました。 ありがとうございます。 (2018年3月7日 20時) (レス) id: 2a94d52d3f (このIDを非表示/違反報告)
かなやん。(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます！一応このお話の続編に『初出し情報』というタイトルでこないだのTOKIOカケルを参考に書いたものがあります(^^) (2018年3月7日 20時) (レス) id: 71280da700 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストです！ TOKIO×に、ジャニーズwestが出演したときの話を書いて欲しいです。お願いします。 (2018年3月7日 18時) (レス) id: 2a94d52d3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かなやん。 | 作成日時：2018年1月27日 3時
