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大毅は俺の言葉に大きく首を振った。
違うって、涙を溢しながら。
「俺っ、ほんまは薄々気づいとった···それでも、俺のためにいっつも頑張っとるおとんを見て、そんなはずないって。でも、本当に血が繋がってないって聞いて、おとんの人生俺が邪魔しとるって思ったら···」
「だいき···」
「ごめん···ひどいこと言って」
初めて聞いた、大毅の本音。
それは、俺が想像しとった以上のもので。
大毅はもう、俺が知る小さな子供やなくなっとったんやね。
せやったら、もっと早く打ち明けてあげれば良かったのかも。
それでも、
「ううん。俺の方こそ叩いてごめんな？」
「えへへ。初めておとんにぶたれた笑」
間違ってないやんな？
やって、家族の形はみんなそれぞれ違うんやから。
「ぶたれて笑うんはあかんやろ笑」
「俺、Mちゃうし！笑」
「ははっ、ほら、はよ帰ろ！そろそろ周りの目が痛いわ笑」
きっと、今日のことだってすぐ笑い話になる。
俺たちは俺たちのペースで、進めばええ。
せやんな、大毅。
「だいき？」
「ん？」
「大好きやよ」
「ふふっ、俺も！」
これからも、俺がお前を守るから。
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もも - せんさん初めまして。ほっこり温まる家族のお話とても感動しました。このお話を読んでたくさんの愛のカタチが存在してその１つ１つに意味があることを考えさせられました。どうかこれからも無理なさらず、頑張ってください。応援してます！ (2019年2月22日 10時) (
レス) id: a4141f2fac (このIDを非表示/違反報告)
モンチ(プロフ) - せんさんこんにちは。新作ありがとうございます。せんさんの作品本当に大好きです、頑張ってください！ (2019年2月20日 10時) (レス) id: 21949260e2 (このIDを非表示/違反報告)
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