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赤side
黄「失礼しました」
社長室からでて車に乗り込む。
その間、誰も言葉を発することはせぇへんかった。
そんな俺たちを見てか、マネージャーもつらそうに目をそらす。
青「探しに行こ」
流れた沈黙。
それを破ったんは、流星やった。
「···え？」
青「ここで落ちこんどっても、何も変わらんやろ。みんなもほんまは、今にでも探しに行きたいって思っとるんとちゃうん？」
橙「流星···」
流星の言葉に、だんだんとみんなの顔があがる。
みんなの気持ちは、１つやった。
黄「マネージャー、ごめん。俺たち行くわ」
マ「わかってます。でも、あなたたちはプロです。これ以上仕事に穴を開けることは出来ません。探すのは今日だけ、と約束してください」
その言葉に頷く俺たち。
不安を抱えながらも、一斉に車を飛び出した。
きっとすぐ見つかるって、あの笑顔が見れるって。
そんな思いも秘めて。
.
けど、こんな俺たちの考えは
ちっぽけで、浅はかな考えにすぎひんかった。
.
神ちゃん家はもぬけの殻。
どこに行っても、その姿は見つからんくて。
実家に行けば、神ちゃんのおかんが、何も分からへんって涙を流した。
なんでおらんくなったんか。
なんで何も言わへんかったんか。
その謎が解けることはなく、ただただ月日はたっていくだけ。
神ちゃん。
戻ってきてほしいって、一目でええから姿を見せてほしいって。
そんな俺らの願いは、神ちゃんに届いとる？
空を見上げて、手を伸ばす。
簡単に諦めたりなんかできひん。
忘れたりなんか···できひんよ。
この同じ空の下。
俺たちはその姿を、あの笑顔を探してる。
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澄子(仮名) - 何回見ても泣けます！コメントを書いているときも泣いています!感動系を初めて見させていただいたのがこの小説なんです。このまま頑張って書いてください。長々と失礼いたしました (2018年10月1日 17時) (
レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
♪♪♪ - 続き楽しみにしときます！ (2018年9月18日 18時) (レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
みーさん - 号泣しました 涙が止まりません！ (2018年9月18日 18時) (レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
プリッツ - とても面白いです！ (2018年3月19日 1時) (レス) id: 95e9ce1329 (このIDを非表示/違反報告)
モンチ(プロフ) - コメント失礼します！私、こういう作品待ってたんです！これから頑張って下さい！ (2017年9月19日 23時) (レス) id: 800d585497 (このIDを非表示/違反報告)
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