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「大谷木琢磨でーす！！えっと、特にないやwww次太翔な！！」
「新城太翔です。えっと、ダンスサークルで副リーダーやってます。」
太翔君が挨拶すると、女性達の目が一気に太翔君に向く｡
あ〜あ｡私の太翔君なのにな。
『えっと、皇です。ダンスサークルで、リーダー(?)やってます。』
その後、男性陣は全員挨拶を終わらせ、女性陣の挨拶に移る。
「えっとぉ、白城姫愛でーす！チアやってまぁーす！」
えっと、極端なぶりっ子さんですね、はい。
「本庄優希菜です！ヨロシク！！」
そう言いながら、顔の前で手を振ってる｡なんか、なんなんだろ。
「清水彩璃です｡えっと、小学校時代から、バレーボール一筋で頑張ってます｡」
小学校から大学までずっとバレーはすごいな｡
女性陣も挨拶を終え、彩璃さんが注文を取ってくれることに｡
「俺らはもちろんビールだよな！！」
「私もビール！」
「私はぁ、カシスオレンジで！」
「私は、カシスソーダで。」
ほろよい呑みたい｡(切実)
ビールとか、すぐ酔っちゃうよ。
しばらくしてから、注文したものが届き、姫愛さんが取り分けをしてくれる。
ビールを1口呑むと、何とも言い難い味がする。
『太翔〜やばい｡酔う｡』
「A大丈夫？家帰る？」
『大丈夫…｡』
そう言ったものの、もう大丈夫ではなかったらしく、隣に座っていた太翔君の肩に顔を乗せる。
「大丈夫じゃないじゃん｡帰るよ？」
『だいじょーぶ、……………』
『たいがァーー』
そう呼ぶと、太翔君がこっちを向いてくれる。
無意識で、本当に無意識で太翔君の唇に軽く触れる。
それも、自分の唇で。
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作者名：reiri- | 作成日時：2018年5月27日 23時
