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自分のこんな近くにそんな危ない経験をした子どもがいるなんて。それから、ハッターのスラム街や空き家が増えた、という言葉。身近にそんな危険な場所があるんだという、認識と、それからその原因となったホワイトに、アリスは腹が立った。
｢ホワイト、最初は優しい人とも思ったけどそんな事なかったわ！｣
｢アリスさん…｣
｢ネズミは、今は幸せだよ？｣
｢そうですね。トランプ兵の徴税はありますけど、それ以外特に不自由な事は、ありませんから｣
怒ったアリスに慌ててそういったマーチ達。だが、アリスには1つの決意が生まれていた。話を聞く限り、白の役職(？)が決まるのは、黒の
自分がこの国を助けないと、ハッター達を助けないといけないのだ。
御伽噺の様な、そんな話。だけど、アリスはその御伽噺と同じ白の
何やら決意をしたらしいアリスに、マーチとスリーピーは顔を見合わせて首を傾げる。
(戦いは怖いけど、でもハッターが護ってくれるって、言ってた。私だって、戦う力は、あるから。絶対、この国を救ってみせるんだ…！こんな子ども達が今日一日を生きるので精一杯とかいう状況を作ったんだから、許さないからね、ホワイト！！)
そうだ。
(気持ちは、嬉しいけど…アリスとハッター、また喧嘩にならないと良いなあ)
意気込んだアリスには見えないところで、マーチは小さな肩を竦めた。
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ユエル(プロフ) - クルルさん» コメありがとうございます！不定期更新ですが頑張りますね(^^) (2021年1月11日 13時) (
レス) id: 673d6f73a6 (このIDを非表示/違反報告)
クルル(プロフ) - めちゃくちゃ面白い！！！！サイコーです！！続き待ってます！！ (2021年1月3日 23時) (レス) id: 297c8a2c3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエル×日向なつ x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月21日 1時
