8. 優しさが痛いから ページ8
18 side
__________どうしてそんな優しいの、?
その言葉を聞いた時、
今まで以上に傷ついてるんだと思った。
『...はやくやめたい、』
『もうむり、ステージにたつのが怖い...っ、』
18 「僕は、Aのアイドルしてるとこも大好き。」
歌って踊ってるときのAは、目がキラキラしてる。
『...迷惑かけて、ごめん。』
『わたし、由伸の支えになれてる?』
『わたしが由伸の野球の邪魔になってない、?』
そんなこと、思ってたんや。
18 「そんなわけないやろ。」
「Aがおるから、僕が野球できてるんやで?」
やさしく抱きしめて、背中をさすりながら。
Aの支えになれるように。
『っほんと..?』
18 「ほんと。僕Aおらんかったらやる気出んもん」
「WBCついてきてくれるのめっちゃうれしい」
『由伸わたしのこと大好きだね、笑』
18 「だいすき。Aおらんかったら生きていけん」
だからさ、あとちょっとがんばれ。
僕もがんばる。
536人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:京香 | 作成日時:2023年7月20日 19時