【神々の悪戯】I swear to you the love of a permanent 〜 in the whispered words of love 〜

日程の枷 ページ6

こうしてAが先生となり勉強を教える事になったのだが

A「1人1人教える方が効率的だし、覚えやすいと思うんだ。だから、テストまでの2週間は全部自習時間になっているから１人1日使って9日間、そんで残りの5日間は1人半日使う。分からない事とか質問とかあったら夕食後に図書室まで来て欲しい。深夜12時までなら私は図書室にいるから」

というAの提案により

1日目 尊
2日目 ロキ
3日目 ディオニュソス
4日目 アポロン
5日目 ハデス
6日目 月人
7日目 バルドル
8日目 トール
9日目 結衣
10日目 午前；結衣 午後；ディオニュソス
11日目 午前；ハデス 午後；月人
12日目 午前；尊 午後；なし
13日目 午前；トール 午後；バルドル
14日目 午前；ロキ 午後；アポロン

というスケジュールが組まれたのであった
そして初日、尊と共に図書館に来たAだが…

A「尊…本当に昨日の夜復習したんだよね？」
尊「おう…」

Aはノートを指でとんっと指差し尊をあきれたように見た

A「なら何でこんな簡単な事すら答えられないんだ？」
尊「わかんねぇんだからしょうがねーだろ！」

静かな図書室に尊の叫びが響いたと思えば

ヒュン！

尊「痛っ！」

どこからかチョークが飛んで来て尊の額にクリーンヒットした
痛がる尊をAは再びあきれたように見た
そして眼の端に見えるトトを確認してため息を1つ

A「トトからだまれってオーラが送られてるぞ…」
尊「くそっ…！！」

昨晩、Aが徹夜して作ったテスト対策用テキストとにらめっこし始めた尊
そんな尊を見て

A『…対策を練り直す必要があるな…』

A自身も改めて固い決心をしたのであった

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