光球の枷 ページ31
ハデス達はそろって丘に向かって走っていたが…
草薙「眩しいっ…！」
結衣は手で顔に影をつくりながら駆けていた
他のメンバーも眩しそうに眼を細めた
ロキ「何かどんどん眩しくなってないっ…？」
尊「それだけアポロンに近づいてるんじゃないのか！？」
そして、ようやく丘に辿り着いた時、辺りは真昼のように明るくなっていた
トール「…あれが光の根源か…」
眼を細めてみる先には冷たく光る球体らしきものがあった
ハデス「アポロン…なのか…？」
ハデスが小さく声をかけると球体の中で何かが揺らめいたように見えた
ディオニュソス「アポロン！！」
ディオニュソスが強く呼びかけると球体の中の影が濃くなり徐々に人の形をとっていった
が、それが形をとった瞬間、ハデス達は眼を見開いた
ロキ「何…アレ…」
月人「神化…ですか…？」
アポロンは人間の姿をとどめておらず、髪がのび、あらわになった上半身から光が放たれていた
ディオニュソス「しっかりするんだ、アポロン！！」
ディオニュソスは声をかけながらアポロンに近寄るが
ディオニュソス「熱っ！」
ジュッと嫌な音がしてディオニュソスの体がビクンっとはねた
バルドル「どうしたんだい？！」
後ずさりしてきたディオニュソスにバルドルが駆け寄ると
ディオニュソス「駄目だ…アポロンの周り…太陽みたいに熱くなってて近寄れない…」
そう言ってみせた腕はかすかに火傷の跡があった
ロキ「シャレになんないじゃん…」
尊「どうすればっ…！」
何処からか絶望に似た感覚が皆を包み始めた瞬間
ザァァァ…！！
草薙「きゃっ！」
突如、突風が吹きあられた
ロキ「何なのもぅ…」
ゆっくり眼を開くと、アポロンから数歩離れた場所に誰かが立っていた
そして、それは…
ハデス「A…？」
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黒薔薇 白夜 - 続きがあるなら見てみたいです (2016年1月11日 22時) (
レス) id: 3428a84a4c (このIDを非表示/違反報告)
VALGUS(プロフ) - 珠華さん» 珠華さん、コメントありがとうごさます……！！多分これからどんどん原作から離れてく可能性大ですが、よろしくお願いいたします……！！！ (2015年12月31日 11時) (レス) id: 4900cab5df (このIDを非表示/違反報告)
珠華 - 原作と全く同じでわなく、少し工夫がしてあっていいと思います!!とても、面白かったです。更新頑張って下さい。 (2015年12月29日 2時) (レス) id: 39dd721836 (このIDを非表示/違反報告)
VALGUS(プロフ) - 皆さんすみません…週1更新どころかほぼ半年も更新出来ていなくて…これからは出来れば月に何度か更新出来るよう善処致しますので、おこがましいですがこれからもよろしくお願い致します (2015年11月8日 16時) (レス) id: 89ee4bbed4 (このIDを非表示/違反報告)
梨音 - すごい面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2015年7月27日 0時) (レス) id: 8cdfc61d3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：VALGUS | 作成日時：2014年9月26日 23時
