謝意の枷 ページ1
体育祭も色々あったが無事に終わりロキは1人夕日が照らす校庭で佇んでいた
と、そこに
A「こんな所にいたのか」
ロキ「A…」
Aがロキの方へ歩いてきた
A「何だ、ここで今日の感傷に浸ってるのか？」
ロキ「別に…」
ふふっと笑うAにロキは口を尖らせてそっぽを向いた
A「そんな顔するな。優勝出来たのはロキのおかげだよ。もっと喜ぶべきだ」
ロキ「オレなんもしてないじゃん…どっちかって言うと足引っ張ったし……今回1番スゴかったのは……………アンタだろ……」
すると、ロキの言葉を聴いたAは驚いたように眼を見開いた
A「驚いた…まさかロキから褒められるとは…」
ロキ「んだよ！オレだって他人を褒める事ぐらい……たまに…はある……かな……？」
A「ふっ…あはは！何考え込んでるんだよ！面白すぎだ…ww」
ロキ「うっさいな！！」
腹を抱えて笑うAにロキも驚いた顔をした
A「…？どうしたロキ？ww」
笑いをこらえたAがロキに訪ねると
ロキ「いや…アンタがそんなに笑ってるの初めて見た…」
ロキにそう言われてAは激しく動揺した
A『本当だ…今までこんなに笑った事なんてなかった………なんでこんなに笑えるんだ…？』
急に静かになったAを気にせずロキは話を続けた
ロキ「まぁ、でも、アンタをそこまで笑わせられたらオレも少しは進歩したってことかな…」
A「進歩…？」
進歩と言う言葉にAはようやくピクっと反応した
ロキ「あぁ…そういえばアンタに言いたい事があったんだ…」
A「？」
ロキはもう一度Aをしっかり見つめた
夕日をバックに立つロキの姿は
A『綺麗だ…』
暖かい色を含んだ光がロキの真っ赤な髪に染み渡り正しくロキの髪は燃えているように美しかった
その姿にAは眼を細めた
ロキ「今日…アンタに色々助けられちゃたよ………」
A「そんな事はない」
ロキ「アンタは気付いてないかもしれないけど…オレはアンタに助けられたんだ………だから、これだけ伝えさせてくれ………」
ロキはいつも以上の悪戯っ子のような笑顔を浮かべてAに伝えた
ロキ「ホント……………アリガト…………」
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黒薔薇 白夜 - 続きがあるなら見てみたいです (2016年1月11日 22時) (
レス) id: 3428a84a4c (このIDを非表示/違反報告)
VALGUS(プロフ) - 珠華さん» 珠華さん、コメントありがとうごさます……！！多分これからどんどん原作から離れてく可能性大ですが、よろしくお願いいたします……！！！ (2015年12月31日 11時) (レス) id: 4900cab5df (このIDを非表示/違反報告)
珠華 - 原作と全く同じでわなく、少し工夫がしてあっていいと思います!!とても、面白かったです。更新頑張って下さい。 (2015年12月29日 2時) (レス) id: 39dd721836 (このIDを非表示/違反報告)
VALGUS(プロフ) - 皆さんすみません…週1更新どころかほぼ半年も更新出来ていなくて…これからは出来れば月に何度か更新出来るよう善処致しますので、おこがましいですがこれからもよろしくお願い致します (2015年11月8日 16時) (レス) id: 89ee4bbed4 (このIDを非表示/違反報告)
梨音 - すごい面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2015年7月27日 0時) (レス) id: 8cdfc61d3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：VALGUS | 作成日時：2014年9月26日 23時
