飛びたい 24 ページ26
ホークス side
九州に帰ってきた。
ちょっと行ってくると言って、サイドキックたちに任せすぎてしまったかもしれない。
サイドキックたちは、全然大丈夫と言っていたけれど、少し心配になる。
自分の机の上には大量の報告書がドサッとおいてあった。これを今から処理しなければならないと考えると気が重くなる。
そして、生憎今日は雨だ。じとじとと肌にまとわりついてくるような湿気で、嫌になる。
ホ「はぁ‥」
なんて、重いため息もついてしまう。
俺らしくないな。
ここに来て、さまざまな案件が飛び込んでくると言うのもあるだろう。
敵連合とか‥。荼毘とか。向こうからの連絡待ちと言うのが結構堪える。
他にも例を上げるとすると、ヒーロービルボートチャートの件があると言うことだ。2位になったとかで。随分と先の案件でもあるがなかなか気が滅入る。そう言うのに向いてないと言うか、言いたいことが少々ある。
‥‥。いや、今はこの目の前の書類を処理することに集中しよう。なかなかの高さで、今日一日で終わるだろうか。いや、終わらせないと。やることが多い。
そう、自分に言い聞かせて、デスクに座り、パソコンと書類の山に手を伸ばした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
どのくらいたっただろうか。あの書類の山はおおよそ10分の１ほどになっていた。
前方から、サイドキックが心配そうな顔で訪ねて来た。
サイドキック「だ、大丈夫ですか、ホークスさん？」
ホ「ん？いや、平気。あと少しで終わりそうだしね。」
サイドキック「さ、流石速すぎる男ですね‥。俺らも自分達で出来るところはやっておいたんですが、ホークスさんに記入してもらわないといけないところがあったり、許可とか‥。」
ホ「んー、それくらい平気だよ。それよりも俺のいない間ありがとうね。」
サイドキック「いえいえ、お役に立てたのなら何よりです。お仕事お疲れ様です。」
ホ「ありがとね〜」
なんて、返しながら内心疲れていた。
この書類の山を片付けた俺を誰か誉めてほしいなんて思いながら、伸びをして、再び仕事にとりかかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
ホ「終わった‥！」
辺りはすっかり暗くなりいつの間にか雨も止んでいた。あんなに沢山積もっていた書類はなくなっていた。よく頑張った、俺。
サイドキック「お疲れ様です、ホークスさん」
ホ「ありがとうね」
なんて、返しながら今日は終わって行くのだろう。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←飛びたい 23
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茉凛 - 話の内容はとても良かったです！応援しています！あの、間違いではなければ、「飛びたい 10 ページ11」の「敵」のはずが「的」となっている思います。 (11月15日 21時) (
レス) @page11 id: 39fff43af6 (このIDを非表示/違反報告)
茶々 - RIKUさん» まだ、ネタバレになってしまうため、どちら、とまでは言えませんが、いずれはそのような流れにしようかと思っています。応援、ありがとうございます。 (2020年5月5日 13時) (レス) id: cb2e5c4a97 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - とても面白いです。更新頑張ってください！失礼かもしれないけどちょっとお聞きしたいのですが、死ネタ注意というのはどちらか死んでまうんですか？ (2020年5月5日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶々 | 作成日時：2020年5月4日 22時
