俺とオレと僕とボク【桃】 (ページ7)

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Story...07 ページ7

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___Side : Fujii

ｶﾞﾁｬ

「望！！！」

ドアを開けると、ドアの傍で倒れとる望

もしかして、また人格変わるとか...？

小「んっ.......あ？てめー誰だよ」

「えっ...お、俺？」

小「てめー以外に誰がいるんだよ」

...もしかして、この子がアラタくん？

「俺は...藤井流星。望...と、同じグループのメンバー
もしかして、アラタくん？」

小「へー、あいつオレのこと言ったんだ
そうだよ。オレがアラタ」

さっき言われたことを思い出す

.....暴力的って、どこまで暴力的なんやろうか

小「てか、ここどこ」

「俺の家.....の前」

小「ふーん、とりあえず寒いから入れさせろ」

「あ、うん...」

ｶﾞﾁｬ

「...狭いけど、許してね」

小「あー疲れた。なぁ、お腹空いた。なんかねーの？」

「あ、買い物行ってないから...今は」

小「は？あるもんで作れよ！
それくらいわからねーの！？」

ﾊﾞﾝｯ

机を思いっ切り叩かれた

.....なんだか、この人に逆らってはいけない気がした

「あ、うん。作るからまってて...」

と言って、冷蔵庫を開けてみる

...少ししかないけど、まぁなんか作るか

ここでわかったこと

アラタくんは、自分の思うように行かないとすぐキレて何かに当たる

...すごく、やりづらい感じの子やった

「よし、やるか」

料理はあまり得意ではないけど...頑張って作ります