検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:58,627 hit

Story...05 ページ5







___Side : Fujii







ガチャ







「ただいまー」


小「お邪魔しまーす」


「テキトーにおってええよ。お茶持ってくるから」








そう言い残して、冷蔵庫からお茶、棚からコップを2つ出す


...望のコップって、これよね?









「お待たせー」


小「ありがとう!
ごめんね?わざわざやってもらっちゃって」


「別に、お客さんやもん。このくらいはするわ」


小「へへっ、そうだね」








...やっぱ違和感しかない


中身はリキトくん。でも、体は望


.........関西弁やないと違和感やわ








小「藤井くん?どうしたの?」


「ん?あ、いや、大丈夫。考え事」


小「...そっか
あ!藤井くん!」


「ん?」


小「...もしさ、またこうやって僕に変わったら...また守ってくれる?」








こういうところは変わらないんだな、と感じる


弟みたいで、守ってあげたくなる...そんな感じ








「ええよ。いくらでも守ったる」


小「ほんと!?ありがとう!!
やっぱ藤井くんは優しいn.....っ!!!!」


「リキトくん?」








急に頭を抱えてもがきだすリキトくん


え?なにがあったん?









小「んっ...あ、流星
ってことは、ここは流星の家?」


「...望?」


小「当たり前やん。俺以外誰がおんねん」








あの頭痛は、人格が入れ替わる合図なのか


色々と勉強になるな








「よかったぁぁぁ...ほんま怖かったわ」


小「...もしかして.....」


「リキトくんには会ったで」


小「...ごめん.....」


「ええよ。俺以外のメンバーは知らんし、俺も隠すつもりやし」









「やからさ、教えてくれへん?
リキトくん以外にもおるんとちゃうの?人格」


小「...リキト、カケル、アラタ。俺の中には、この3人の人格が存在しとる
...昔さ、誘拐されたことあってん。それで、多重人格になってもうたんやってさ
リキトは会ったことあるからもう大丈夫やと思うから言わんけど、カケルっていうのは、ほんまに病んでる子。よく自傷行為もする。やから、ファンデ使って隠しとるんや
...問題なのはアラタ。あいつ、すごく暴力的で、誰と構わず暴力をふるったりする...」


「...そう、やったんや.....」









俺、シンメなのに望のこと全然知らんかった









「もう大丈夫やで。1人で抱え込まんでも
俺がおる。やから、頼ってや?」


小「...ありがとう.....」








これからは俺が望を守る。そう決めた

Story...06→←Story...04



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
198人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はぴまる | 作成日時:2018年1月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。