Story...03 ページ3
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___Side : Fujii
わけわからなかった
「ちょっ、望！？望っ！！」
急に頭を抱えて倒れた望
え？なにがあったん？
小「んっ...」
「あ！望！大丈夫！？」
小「...望？あ、あの子か」
「...え？」
小「あんた、メンバーさん？」
「...せ、せやけど...？」
目覚めた望は、俺の知ってる望ではなかった
小「あーあ、ついにバレたかー
望、メンバーさんにバレるの嫌ってたし」
「どういこと？それと、君は誰？」
小「僕？僕はリキト。君は確か...藤井くん？だよね？」
「あ、おん。藤井流星です...」
そのリキトくんは、望とは雰囲気が違って大人しそうな子
それに、標準語で喋っとる
身体は望やから、なんか違和感でしかない
小「この雰囲気だと、これから仕事かー
あ、藤井くん。このことは他のメンバーさんには内緒ね？
僕も、できる限り望の演技をするから」
「え？」
小「望がバレるの嫌ってるんだもん。仕方ない仕方ない
お願い！望のためだと思って！」
「.......わかった」
俺は、とんでもない約束をしてしまった
メンバーに隠し事なんて...これが初めて
小「望って、普段めっちゃうるさい？」
「おん。めっちゃうるさい。あと、�陲舛磴鵑亡鼎┐討襪�な？」
小「...�陲舛磴鵝�」
「あー、なで肩の馬面。見たらすぐにわかるで」
小「ほーほー」
うるさくするって、やっぱり大変なんかな
ほんまに大人しそうな子やもん
小「頑張らないとなー、望の演技
僕とは全然違う性格だし」
「あ、そうなん？」
小「そうだよ。望はめっちゃうるさいし、僕は逆に大人しいからね」
やっぱり。勘は当たっていた
雰囲気的にめっちゃ大人しそうな子やもん
小「あ、ここが楽屋？」
「おん。入る？」
小「もちもん。よし、頑張るか！」
俺も、できる限りフォローせなあかんな
...リキトくんのためでもあり、望のためやから
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作者名：はぴまる | 作成日時：2018年1月22日 0時
