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Story...50 ページ50







___Side : Nakama







桐「またなー」


「おん!今日はありがとなー」







飲みに行ったのはええけど、照史が明日仕事やからそんなにおらんかった


行った意味あるんか?っていうくらいやわ。笑







「さてと。はよ帰りますか」







ちゃんとこの目で確かめるんや


最年長らしく。とはいかんけど





























「えーっと、あの事件は...これか」







悪魔の恐怖とも言われた、大阪連続殺人事件







「あれも、もう2年前の話なんよね...」







たまたまその現場に居合わせた、のんちゃん以外の俺らジャニーズWEST


このたまたまが良くなかったんかな









あいつ...藤井流星が、全身血まみれの状態で死体の傍におった


警察に事情聴取されたものの、なんにも証拠がないからって釈放された


血まみれやで?絶対あいつが犯人やろ



















「ん?なにこれ...
犯人、逮捕?え?聞いとらんで?」







この記事は、結構最近やな


え?なに?犯人逮捕ってどういうこと?







「私がやりました。理由は、私が一番だということを知らしめたかったからです...」







じゃあ、なんであいつは血まみれの状態で立っとったん?


犯人やないなら、共犯者?







「私は、幼馴染の藤井流星を利用しました
あいつ驚いてましたよ。私が行けと言った場所に死体がありましたからね
..あいつ言ってました。血まみれの男が急に抱きついてきて、助けて。って言ってたって
やから、あいつは血まみれだったんです
まぁ、それが目的ですけど」







あいつを...利用した?


血まみれだったのは計画?


え?わけわからん







「とりあえず、電話するか...」







真実が知りたい


嘘やなくて、ほんまのことを



















「もしもし?のんちゃん?」


小『どないしてん』


「今な、あの事件について調べとったんよ
そしたら、あいつが犯人やないっていう記事が出とって
それについて聞きたいんやけど」


小『...流星は利用されとった
その記事はほんまのことや。そいつがほんまの犯人
流星はなにも悪ない。今度、資料見せるわ』







...嘘やろ


俺...あいつが犯人やと思い込んで...







小『...淳太くん。今ならまだ間に合う
今なら、前の俺らに戻れるはずや
ちゃんと反省して、前を向いていこ』







俺は間違っとった。いけないことをしてしもうた


...まだ間に合うなら、前の俺らに戻りたい...

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作者名:はぴまる | 作成日時:2017年10月2日 13時

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