エースの妹ちゃん (ページ6)

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｢わあわあ！！｣
｢うぉおおおおっっ！！｣

ガンッッッ
『い"っ』ドサッ

ルフィ｢A！！大丈夫か！！しっかりしろ！！｣
『・・・・』
ルフィ｢Aお願いだ、目を覚ましてくれ！！｣
ルフィ｢A…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エース｢A？｣
ルフィ｢悪ぃ……エース……俺…｣
エース｢何があった？｣
ルフィ｢誰かに思いっきり殴られたんだ｣
エース｢……は？｣

エース｢ルフィ、乗せてくれ！｣

エース｢安心しろ、A」

エース｢もうすぐ病院だから」

ルフィ｢(無事でいてくれA)｣

ルフィ｢(頼む)｣

『お兄ちゃん？』

『あれ？体が動かない』

『そっか私、やられたんだ』

エース｢覚えてるか？A｣

エース「オマエが5歳の頃オレの事追っかけて
ジャングルジムから落ちて足折ってさ」

エース「あの時以来だな、オマエをおんぶするの」

『ねぇ？』

『私にもしもの事があったら』

エース「バーカ、もしもの事なんてねぇよ」

『コビーくんに伝えて』

『コビー愛してるって』

エース｢自分で伝えろ。その方がコビー喜ぶだろ｣

『ルフィ』
ルフィ｢うん｣
『エースをおねがい…ね』ﾎﾟﾛｯ

『ストン

エース｢Aっ A！？｣

エース｢あのさっ、｢秘密にする｣ってコビーと
約束したけどコビー、Aのこと好きなんだよ｣

エース｢両想いなんだ｣

エース｢だから病院着いたらコビー呼ぶから｣

エース｢な？A｣

『………』

エース｢ルフィ｣

エース｢俺の上着Aにかけてやってくれ｣

エース｢Aが｣

エース｢なんか…冷てぇんだ…｣

エース「オレの夢はいつかAに子供が生まれて、
コビーは家を建てるんだ」

エース｢オレが遊びに行くとコビーはAの事を
ほったらかして酒飲みながらもう何度も話した
昔話で盛り上がる」

ルフィ｢(エース、Aはもう……)｣

エース｢夜中まで居座ってさ、
そのうちサボとかローさんか呼んじゃって
もうドンチャン騒ぎでさ」

エース｢赤ちゃんが起きちゃって
俺はAにブチ切れられるんだ」

『………』

【カーンッ
ルフィ)いって！！
サボ)まーた始まった
A)待ちなさいよ、エース！！
コビー)あははっ
エース)コビー、笑ってねぇでなんとかしろ！！】