ああ、この人達ヤンデレです。 (ページ21)

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『じゃあ次私入るね。』

お風呂上がりで
ほかほかしているサンジに手を振る。

ほかほかサンジ可愛い。

湯船に浸かると疲れが抜けていく感覚がした。

シャチのことを無かったことに出来る訳ない。

多分シャチはいつでも
私の家に入ることが出来るだろう。

シャチが家に入ったら?

殺される？

金目の物を持っていかれる？

他人が自分の家に出入りできてしまうという恐怖が
こんなに底知れない物とは思わなかった。

私は強いメンタルを持つ一匹狼でもなければ
死ぬほど強いヤンキーでもない。

割と普通よりの女子高生なのだ。

そのためこのような異常事態は経験0

シャチのことは無かった事に出来ない。

サンジ｢どしたの！？顔真っ赤じゃん！」

私の顔を見てサンジは焦りだした。

サンジ｢ほら、水!｣

サンジから貰った水を一気に飲み干した。

『んー.....サンジありがと……。』

私が笑うとサンジは頭を撫でてくれた。

私、今幸せだ。

シャチ｢何アイツ…Aちゃんと一緒にいるんだよっ.......！！！くっ....そ..！！！ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい......！！！！！」

その幸せを狂人に妬まれているとも知らずに。

今だけ幸せに浸らせて下さい。

これからは幸せなんて望まないから。