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その時またローテーブルの上で、
携帯が光った。
さっき、慌ててて、
画面消しただけで、
ケース、閉じてなくて。
文字が浮かぶ。
『けど、さっき言うたんは、本音やから。
なんかあったらいつでも連絡しておいでや』
大倉が先に、
私越しに携帯に手を伸ばして、
あっと思う間もなく、
パタンとケースを閉じた。
亮、少し心配だ。
強がってるけど、一人で不安なのかもしれない。
返信しておかないと。
なんだか、避けてるみたいに思わないかな。
でも、大倉、やな気持ちになるだろうな。
隠し事はなしって言われたから、
ちゃんと報告すればいいかな。
「大倉、あのね。
亮、慣れない外国で、
気持ち的に参っちゃってるのかもしれない。
さっきの電話のこと、謝ってて。
他には別に何にも言わないけど、
なんとなくそんな気がするの。
大倉からも亮にまた連絡してあげて」
大倉、黙りこんじゃった。
さっきまで、
甘えた顔してたのに、
今はもう、そんな空気感、
全然、なくなっちゃって・・・
すっごく気まずい。
「別に、亮と今更、何にもないよ？
荷物、送って欲しいって、
さっき、初めて連絡あったんだけど。
やっぱ、いらないって。
いきなり電話なんかして、ごめん、って。
でも、亮、強がるとこあるから・・・」
「分かった。
亮ちゃんには俺から連絡しとく。
やから、もう亮ちゃんには・・・」
そこまで言いかけて、
大倉、口をつぐんだ。
「・・・大倉？」
「大倉ちゃうやろ。
ちゃんと名前で呼べって」
ずっと友達だったし、
こんな風に命令されるの、慣れてなくて、
戸惑う。
「どうしてそんな怒ってるの？
隠し事するなって言うから、
ちゃんと話したのに・・・
そんな怖い顔されたら、
呼べないよ」
本当は怖くて、
大倉を怖いって感じるなんて初めてで。
震えそうなのを抑えて、
なんとか冷静なふりして答えた。
「・・・」
何にも言わないで、
大倉がため息をついた。
私の肩を掴んだ腕に力がこもる。
すごい強くて、
簡単にめちゃくちゃに壊されそうで。
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^o^(プロフ) - 更新楽しみに待ってまーす！ (2018年7月27日 16時) (
レス) id: 08c21993cd (このIDを非表示/違反報告)
h413woman(プロフ) - 2の続編があったなんて昨日初めて知りました（笑）いつも楽しく読ませてもらっています！有難うございます！せっかく名前変換があるので、お前と呼ばれるよりも、名前で表示されるように増やしてくれると嬉しいです！ (2018年7月12日 13時) (レス) id: 6ee695b244 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 長くなってもいいと思いますよ〜、是非とも読みたいです(≧▽≦) (2018年7月12日 7時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 返信有難うございます◎覚えててくれて本当に嬉しいです☆250字に言葉が纏まらずいつも長くて申し訳ない笑( ; ; )ロングバージョン読んでみたいな〜気長に待ってます(^o^)／安田社長の今後の展開も楽しみ♪ (2018年7月12日 5時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
yume.no.(プロフ) - 長いバージョン、ウェルカムです☆それより雲行きがあやしいー！！ドキドキ笑 (2018年7月11日 22時) (レス) id: 716f977705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2018年7月4日 9時
