バックジンクス ページ21
アミと名乗る彼女に着いていけば、街には間もなく到着した。大きな街ではない。めぼしい娯楽施設も無い。それでもそこそこの活気に満ち溢れている。まあ、普通の街だ。
「色々気になる？リストは久々だし、そっちの君は初めてだもんね。後で案内でもしたげるよ」
「ありがとうございます……時の流れってすごいですね、小さな頃とは全然違う……」
ああ、確かリスト君もトリップした身だったんだね。ここが彼の故郷か……まあテンションも上がるだろう。しかし、さっきも思ったけど、彼のテンションの寒暖差が激しすぎる……なんなんだろう。
「このビルの最上階が私の店だね。今はまだ開店してないから、なんか作ってやろうか？」
と、ビルの錆びた階段をゆっくりと歩みながら話す。リスト君が服役中であるときに自立して、彼らの仲間になり、こちらの世界へ入り、店を建てたと……
本人曰く、評判は良いらしい。こんな名物マスターがいれば当然だな。異世界(?)に出張までする程の腕前もあれば、良い評判が得られない訳がない。
「……で、あんたたちは行き場はあるの？」
作って頂いたかに玉を頬張っていると、こう聞かれた。
私にはそんな場所は当然無い。しかし、リスト君の故郷はラストボーダーなのだから、あるはずなんだけど……
「そうだね。リストは、こっちでもパパとママが死んじゃったから行き場が無いんだよね……」
と、フライングのごとく喋るアミ。そもそもなんで知っているのか？
「訳は話すと長くなるから後で話すけど……そうか、二人とも無いんだね」
なんとなく雰囲気が重くなり、うつ向く。
「……あ」
忘れてた。私には目的があったんだ。
「魔王の場所！そこが居場所なんだよ、きっと！」
私は、『ラストボーダーに行ったら魔王に会え』と言われていた。今までのワチャワチャですっかり忘れていたけど、『魔王』という人物が頼みであることに違いないだろう。
「魔王……キャプテンのことか？」
「……そうなんですか。ここの主だと聞いたのですが」
アミが何かを考えるように頬に手を添える。銀色の髪が揺れる。
「……本当に行く気なら、手伝うけど……キャプテンは面倒くさいわよ。覚悟してね」
と、事前に釘を刺された。何を気を付ければいいのかが分からなかったが、これ以上聞けなかった。
「ああ、すぐ外にいるはずだけど……『青ウサギのマスコット着ぐるみ』の中身を連れてきて。そいつは仲間だから、私の名前を出せば分かるわ」
という、新たな頼みごとをされたからだ。
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all-A(プロフ) - cherrycherryさん» cherrycherryさんに依頼をして良かったです！ありがとうございました！あと、FBでずっと名前を間違えてました、ごめんなさい！！スライディング土下寝をして謝罪致しますo=__ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: 2088fb1627 (このIDを非表示/違反報告)
all-A(プロフ) - cherrycherryさん» 今まで指摘されなかった箇所を指摘していただいたので、更に成長できそうな気がしました(成長してみせます！)誤字脱字をまずどうにか直しますw地の文についてがなかなか難しそうだなと思いました。。。工夫する方法を模索しながら少しずつ直していきます！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 2088fb1627 (このIDを非表示/違反報告)
cherrycherry(プロフ) - 誤字です。なんだか小説の醍醐味をし無して→小説の醍醐味を無視して です。失礼致しました。 (2018年6月30日 23時) (レス) id: 988260ed02 (このIDを非表示/違反報告)
cherrycherry(プロフ) - シンプルな文章から挑戦してみて下さいませ！以上を持ちまして私からのアドバイスを終了させてもらいます！これからも更新頑張って下さいね！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 988260ed02 (このIDを非表示/違反報告)
cherrycherry(プロフ) - と思います。作者様は物語の構成がお上手だとお見受け致しましたので、そこをクリアして貰うとぐっとより良い作品に仕上がるのではないでしょうか？(*¨*) あとは比喩表現などを駆使し、文章に強弱などを付けるなどの技もありますが、まずは混乱を避けるためにも (2018年6月30日 23時) (レス) id: 988260ed02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivie x他1人 | 作者ホームページ：https://m.facebook.com/profile.php?ref_component=mbasic_home_header&ref_page...
作成日時：2017年4月6日 23時
