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-you side-
パチッと目が覚めた
先程のように夢は見なかった
部屋は電気が付いていないのか、暗かった。近くに人の居る気配もない
ふと自分の体に目をやると寝る前に掛かっていなかった毛布が掛けられていた
あれ、寝る前に掛けた覚えはないのですが...きっと誰かが僕に掛けてくれたのでしょう。とてもよく寝れました。何方か分かりませんが、ありがとうございます。
横になっていた上体を起こし、寝惚け眼を擦る
毛布からでた上体はあまりの寒さで身震いをした
出かけた欠伸を噛み殺し、ベッドから床に足を下ろす
床は肌の温かさを殺すかのようにひんやりと冷たい
その冷たさを我慢しベッドから立ち上がる
立ち上がった瞬間、脳の血が足元に引くようなくらっとした感覚になった
あまりの眩暈の強さに少しよろけそうになる
よく良く考えたら昨日からちゃんとしたご飯を食べていない気がします....。この眩暈は栄養不足とかからでは無いでしょうか。でも不思議に空腹感を感じていないのでおかしいですね。でも脳が甘い物を求めてます。スイーツ食べたいです
ベッドの柵に掴まり眩暈が治まるのを待つ
数分も経てば眩暈は自然に治まった
医務室を裸足で歩き回るが暗いのであまり見えない
壁に手をつけて歩いていると柔らかい布の感触がした
どうやら窓のカーテンのようだ。
カーテンを引いて窓からの外の景色を覗いてみる
紺瑠璃色にぼめいている空に曙色の朝陽が光り輝いている。どうやら夜明けのようだ
朝陽を浴びた眼は反射的に閉じてしまう
僕には眩し過ぎるのでカーテンを閉めましょう
思考より行動の方が早かったようでカーテンを握った手はすぐに動いていた
窓のカーテンを閉めて医務室を彷徨いていたら段々と暗闇に目が慣れてきた
ふと医務室の出入り口の近くに電気のスイッチがあるのを見つけた
スイッチを押してみると天井の蛍光灯が小さく音を鳴らして点いた
ペ神さんが使っていたデスクの近くに小さいテーブルが増えていた。そのテーブルには見慣れた日傘やキャスケット、サングラスにショルダーバッグと自分の荷物があった
『僕の剥ぎ取られた荷物..！あの人達から返して貰えたんですね。軍の方々に感謝です』
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作者 - ありがとうございます。パシフィックハートですどうぞ→♡ (7月21日 13時) (
レス) @page30 id: cd8d34c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
えある。 - パシフィックハートっ 持ってねぇよ〜 でも拙いってなんだっけってなるレベルの上手さだっ (2023年4月23日 21時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます。作者はこの反応をさせたい気持ちで書いていたのでそう言って貰えるととても嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年4月21日 8時) (レス) id: 52650a3253 (このIDを非表示/違反報告)
onigiri710(プロフ) - 面白かったです。ゾムさんの雪の妖精って反応が可愛かったです。無理せず更新頑張って下さい (2020年4月19日 23時) (レス) id: da17dc294d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます。応援の言葉此方としてもとても励みになります。更新頑張ります！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 52650a3253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2020年4月3日 15時
