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？「でもこの遠さやったらあの子見えへんとちゃう？」
先程とは違う低いが穏やかな声が聞こえた
ps「確かにここからじゃ二人の顔は見えないか...じゃあAくん、少しあちらに行こうか｣
言われるがまま二人の人影に近づいて行く
徐々に見た目が分かってくる
？「君がA君、かね？」
『はい....そうです』
そう僕の名前を呼んだ人はスリーピーススーツの上に軍服のコートのようなものを肩から羽織っている。悠然たる態度で大きめの椅子に座っている
淡黄色をした髪は某少佐を彷彿とさせる髪型をしている。眼鏡越しに真朱に輝く双眸は此方を捉えている
しかし威厳ある見た目に反して、純粋な好奇に溢れた目をキラキラとさせている
不思議な人だなあ....気の所為かな何だかソワソワしてませんかこの人..なんか無邪気な子供みたいですね
そして何故か横には火が点いた蝋燭があった
暗闇から見えていた橙色はこれでしたか
？「...............。」
金髪の人の後ろにもう一人の男性
僕を見下ろすように立つガタイの良い男性は某書記長の様な服装をしている。焦げ茶色の髪は綺麗に七三に分けられている。金髪の人と同じく眼鏡を掛けている
聡明な緋色をした眼は疑い深い目つきをしている。しかし疲れているのか、目の下に隈なのか暗い翳が窺える
目の下が薄黒くなってますよ大丈夫ですか？というか疑いの目で凄いこちらを見てますね！
まぁそりゃそうですよねだって不法侵入した奴が悪びれた顔もせず堂々と立ってるんですもんね！
誠に申し訳ございませんでした命だけは勘弁して下さい
謝罪の意味も込めてジュガシヴィリさんって心の中で呼びます
黙っていたジュガシヴィリさんが口を開く
？「君さあ、塀から侵入とか頭沸いてるんちゃう？まあうちの兵士が何故見廻りしてんのに気づかないって話なんだけどさ」
ﾋｪ...凄い怒りと殺気が...僕これ終わったのでは...
黒いオーラを纏いながら笑顔で言葉を続ける
？「しかもエミさんを殺そうとしたって聞いたで？お？はっきり言ってみいや、実は"観光客”なんやろ？おん？何医務室のベッドで堂々の寝てん？？ほんま何様なん？？」
ズラズラと言葉を並べるジュガシヴィリさん
突然ペ神さんが僕の隣で笑い出した
ps「えっw待ってwwもしかしてだけどグルちゃん何も言ってないの？www」
あっ...、と思い出したかのような顔をする金髪さん
え、何ですか僕どうすればいいんですかこれ？？
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作者 - ありがとうございます。パシフィックハートですどうぞ→♡ (7月21日 13時) (
レス) @page30 id: cd8d34c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
えある。 - パシフィックハートっ 持ってねぇよ〜 でも拙いってなんだっけってなるレベルの上手さだっ (2023年4月23日 21時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます。作者はこの反応をさせたい気持ちで書いていたのでそう言って貰えるととても嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年4月21日 8時) (レス) id: 52650a3253 (このIDを非表示/違反報告)
onigiri710(プロフ) - 面白かったです。ゾムさんの雪の妖精って反応が可愛かったです。無理せず更新頑張って下さい (2020年4月19日 23時) (レス) id: da17dc294d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます。応援の言葉此方としてもとても励みになります。更新頑張ります！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 52650a3253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2020年4月3日 15時
