青春少年団2…短編集 (ページ14)

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短編: JINstory3 ページ14

結局、俺のおごりで焼肉を食べながらたくさん溜まってたものを吐き出した。あの時だけはヨジャになった気分だった

リン先生『おはよ！昨日どうしたの？』

JIN『あーおはよ。あー特にはないから。じゃ』

せっかく声をかけてくれたのに冷たく当たってしまった。

廊下で嫌なやつに会った

シファ先生『お、ジンくんだね。君はリン先生が好きみたいだね？』

JIN『は？いきなりどうしたんでーすか？』

シファ先生『昨日の態度を見ればわかるよ。彼女も君のことを気にしてた』

JIN『あっそうですかー。さよなら～』

すごいイライラしたけど、気にしてたっていう言葉ですぐに会いたくなった

JIN『先生！！』

リン先生『ん？私は遊ばないわよ？』

JIN『ふっ。まだ言ってないよ？』

リン先生『言おうとしてたでしょ？』

JIN『全然？ただ会いに来ただけ』

リン先生『…カチカチ』

また無視しながらも、少しだけ口角が上がった気がした。

JIN『ねぇ、先生？』

リン先生『なーに？？』

JIN『俺が卒業するまで待っててね』

リン先生『なにいってるの？待つも何もここにずっといますよ』

その言葉がどれだけ嬉しかったことか…

卒業まではまだ時間はあるけど、いつか先生に想いを伝えて先生の好きな人になる日が来るだろうか

おわり