仲良いな ページ9
不死川「吹雪、そろそろ寝るぞ。」
もう、寝る時間?
玄弥「10時だからな。」
不死川「吹雪は、玄弥の部屋借りろ。」
え〜、3人で寝ようよ。
玄弥「兄ちゃん、どうする。」
不死川「3人で、寝るか。」
やった、ありがとう。
(玄弥お兄ちゃんの部屋に行く)
不死川「吹雪、壁側で俺真ん中な。」
玄弥「俺が、真ん中がいい。」
不死川「駄目だ。」
あの、2人とも。
玄弥「どうした?」
私が、真ん中で寝たいです。
不死川「真ん中で、いいのか?」
はい。玄弥お兄ちゃんと不死川さんに挟まれるて、なんか幸せじゃあないですか。
玄弥「そうなのか?」
うん。だって、2人ともいい匂いするもん。
不死川「吹雪が、言うなら。真ん中で、いいぞ。」
やった。
(布団に入る)
暖かい〜。
玄弥「吹雪は、暖かいな。」
そうかな?
不死川「そうだな、暖かいな。」
そういえば、2人とも。いつ、記憶が戻ったの?
玄弥「俺は、中学生になってから。」
不死川「俺は、高校のころ。」
皆んな、バラバラだね。
不死川「一番、早かったのは。悲鳴嶼さん、だな。」
死ぬ前に、悲鳴嶼さんと約束したな。悲鳴嶼さん、覚えているかな。
不死川「悲鳴嶼さんだから、覚えてると思うぞ。」
そうだといいな。
玄弥「吹雪はさ、俺と兄ちゃん。どっちが好き?」
急な質問だね。
不死川「俺だよな。」
私は、2人とも好きだよ。それに、決められないよ。
玄弥「吹雪らしいな。」
不死川「吹雪、呼び方なんだけど。」
うん。
不死川「不死川じゃあなくて、実弥でいい。」
分かった、実弥さん。
玄弥「いいな。」
うん?玄弥お兄ちゃんは、この呼び方嫌なの?
玄弥「嫌じゃあ、ないよ。」
不死川「玄弥、もしかして。嫉妬か?」
玄弥「違う、嫉妬なんかしてない。」
顔、赤いよ。玄弥お兄ちゃん。
不死川「あんまり、からかうなよ。」
分かってます。
あと、そろそろ。眠いです……。
不死川「なら、寝ろ。」
玄弥「おやすみ、吹雪。」
おやすみなさい。
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作者名:和田 | 作成日時:2021年5月27日 2時