宿題 ページ30
実弥「明日、休みだからと言って。勉強をサボったやっは、次の休みの宿題を倍にする。」
先生、国語のプリントありますか?
実弥「あ、ない。数学と理科だけだ。」
国語ないのか(シユン)
実弥「そう、落ち込むな。あとで、プリントをもらってきてやる。」
本当、ですか。
実弥「ああ。」
やった(ニコ)
玄弥「数学か。」
大丈夫、私が教えてあげるから。
玄弥「いつも、悪いな。」
いいのよ、玄弥お兄ちゃんのためだから。
実弥「そこの2人、宿題倍にするぞ。」
なら、私の分を増やしてください。もちろん、国語を入れて。
実弥「吹雪は、本当勉強好きだな。」
だって、面白いから。
実弥「あんまり、無理するなよ。」
はい。
【ピンポンパンポン〜】
なんだろう?
宇髄「不審者、情報。小学校で、不審な人の姿あり。今すぐ、帰る準備をするように。」
不審者て、童磨かな?
玄弥「そうかもしれない。」
実弥「お前ら、準備しろよ。」
私は、玄弥お兄ちゃんがいるから安心だ。
玄弥「ちゃんと守るからな。」
頼もしい。
実弥「帰る時は、方向が同じ人と帰るように。1人で、帰らないように。」
玄弥「吹雪、準備できたか?」
うん、できたよ。
実弥「気をつけて、かえれよ。玄弥、吹雪を守れよ」
玄弥「もちろんだ。」
じゃあね、実弥さん。
(下駄箱に向かう)
不審者てさ、小さい子を狙うよね。
玄弥「吹雪が、狙われそうで心配だ。」
大丈夫だよ、なんかあったら。戦えれるよ。
玄弥「女の子なんだから、怪我しないでよ。」
なんか、お母さんみたい。
玄弥「真面目に聞きなさい。」
(ムスゥ)
玄弥「吹雪、拗ねるな。」
拗ねてない。
玄弥「明日、何か買ってあげるから。」
家まで、手繋いでよ。
玄弥「分かった、ほら(ギュ)」
えへへ、ありがとう。
玄弥「吹雪の手、冷たいな。」
そうかな?
玄弥「でも、気持ちいな。」
水族館、楽しみ。
玄弥「明日、9時に迎えに行くからな。」
うん、待ってるね。
玄弥「あ、ついたぞ。」
なんか、早かったな。玄弥お兄ちゃん、ありがとう。
玄弥「不審者に会わなくて、良かったな。」
うん、玄弥お兄ちゃんも気をつけてね。
玄弥「ああ、また明日。」
またね、玄弥お兄ちゃん。
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作者名:和田 | 作成日時:2021年5月27日 2時