ワクワク ページ13
(職員室にて)
失礼します、悲鳴嶼さん。いますか〜。
煉獄「悲鳴嶼殿は、まだ戻ってきてない。」
そうか。
胡蝶「どうしたのかしら?」
悲鳴嶼さんと玄弥お兄ちゃんで、お弁当一緒に食べるんです。
胡蝶「いいわね。」
(扉が開く)
悲鳴嶼「吹雪、来てたのか。」
はい、来ました。
玄弥「吹雪、どこで食べる?」
決めてなかった。
胡蝶「ここで、食べてもいいわよ。」
本当、やった。
悲鳴嶼「吹雪、そこ座っていいぞ。」
玄弥お兄ちゃんは、私の隣ね。
(お弁当を開ける)
玄弥「美味しそう。」
ふふ、ありがとう。
玄弥「卵焼き、入ってる。」
あ、悲鳴嶼さん(アーン)
悲鳴嶼「美味いな。」
そうですか?良かった。
冨岡「吹雪。」
あ、冨岡さん。大丈夫でしたか。
冨岡「ああ、大丈夫。」
良かった。
玄弥「何かしたのか?」
微笑んだだけ。
玄弥「なんとなく、分かった。」
悲鳴嶼「吹雪は、部活決めたか?」
私、悲鳴嶼さんがいる所に。
悲鳴嶼「私の所で、いいのか?」
もちろん。
悲鳴嶼「そうか。」
?「失礼します、吹雪さんいますか。」
この声、千寿郎君。
千寿郎「吹雪さん。」
どうしたの?
千寿郎「あの、これ吹雪さんのですよね。」
あ、これ。私のハンカチ。
千寿郎「廊下に落ちてました。」
よう、分かったね。
千寿郎「吹雪さんの匂いがしたので。」
もう、可愛い。
千寿郎「では、また。」
またね、千寿郎君。
可愛いかったな。
玄弥「お弁当、美味しかった。」
それは、良かった。悲鳴嶼さん。
悲鳴嶼「どうした?」
昔みたいに、膝の上に座ってもいいですか?
悲鳴嶼「いいぞ。」
やった〜
(座る)
昔と変わってない。
悲鳴嶼「吹雪は、軽いな。」
そうですか?
悲鳴嶼「ああ。」
玄弥「吹雪、良かったな。」
うん、幸せ〜
悲鳴嶼「そろそろ、体育祭だな。」
あ、忘れてた。
玄弥「何をするんだろ。」
毎年の借り物競走、やりたくない。
悲鳴嶼「吹雪、変なお題に当たるな。」
どうしてやろ。
玄弥「今年は、当たらないこと祈ろう。」
そうだね。
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作者名:和田 | 作成日時:2021年5月27日 2時