賑やかだな ページ11
玄弥「吹雪、正門に変な奴いる。」
あ、見覚えある。
玄弥「知ってる人か?」
童磨、元鬼。
玄弥「あんまり、関わりたくないな。」
うん、そうだね。
玄弥「正門、通るぞ。」
うん。
(童磨の前を歩く)
童磨「あ!吹雪ちゃん(ギュー)会いたかったよ。」
は、離して。近寄らないで。
童磨「え〜ひどいな。こんなに、好きなのに。」
玄弥お兄ちゃん、助けて。
玄弥「お前、吹雪を離せ。」
童磨「嫌だよ、吹雪ちゃんは俺のだから。君、お兄ちゃんて言われてたけどそうなの?」
玄弥「吹雪の兄だ。」
童磨「へえ〜そうなんだ。吹雪ちゃん、このままでかけない?」
断る、離せ。
童磨「離さないよ〜、吹雪ちゃんは俺のだから。」
変態、童磨。
童磨「あはは、吹雪ちゃんは可愛いな。」
玄弥お兄ちゃん(涙)
玄弥「吹雪。」
童磨「あれ?泣くほど、俺に抱かれるの好きなの。」
違う、嫌いだから。泣いてるの。
玄弥「吹雪、もう大丈夫だそ。」
(玄弥お兄ちゃんは、大丈夫て言うけど。何だろう)
?「おい、変質者。今すぐ、吹雪を離せ。離さないと警察に通報する」
ひ、悲鳴嶼さん。
童磨「警察に通報されるのは、嫌だから。離すね、吹雪ちゃん。」
(童磨は、消えた)
悲鳴嶼「大丈夫か?吹雪。」
解放された、悲鳴嶼さん。ありがとうございます。
悲鳴嶼「吹雪が無事で良かった。」
玄弥お兄ちゃんもかっこよかったよ。
玄弥「次からは、気をつけないとな。」
そうだね。あ、悲鳴嶼さん。今日、一緒にお弁当食べたいです。
悲鳴嶼「いいぞ。」
やった。
玄弥「吹雪、そろそろ教室に行かないと。」
悲鳴嶼さん、またね。
(教室に向かう)
玄弥「吹雪、少し身を守る練習しないとな。」
そうだね、次童磨に会ったら。何かしないとね。
玄弥「心配になるから。」
でも、玄弥お兄ちゃん。助けょうとしてくれた、嬉しかったよ。
玄弥「大切な吹雪に何かあったら、嫌だからな。」
本当、玄弥お兄ちゃんは頼りになる。
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作者名:和田 | 作成日時:2021年5月27日 2時