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百五十四話 復活柱 ページ20

「ん。」



パチリと目が覚めれば白い天井…


「蝶屋敷か…」

「おはよう、Aさん。」



視線を横に流せば隣のベットには無一郎が横たわっていた。



「おぉ、無一郎も目が覚めたのか…」

「はい、さっき覚めたばかりですが。」



グッと背中を起こして身体を見る。うん、そこまで酷い外傷はねぇな。



「あ、太刀川さん!まだ起きては駄目です!!」

「おぉ、久しぶりだなアオイ。また別嬪になったか?」

「ひっ冷やかさないでください!」



点滴を変えに来たアオイが起き上がった俺と無一郎を見て血相を変えて近ずいてくる。



「何日俺たちは寝てたんだ?」

「二日間です」

「なんだ、結構寝ちまったな…」

「全然ですよ!!異常です!」



無一郎と共に機能回復訓練に向かおうとすれば必死に止められる。



「まだ完治してないんですから胡蝶様が来るまで待ってください!」

「ダメだってアオイちゃん。アイツ来たら絶対に注射刺してくるでしょ。」

「いい歳こいた大人が注射を怖がらないでください!」

「何言ってんの?Aさんは注射が怖いんじゃなくて苦手なんだよ。」

「無一郎、そのフォロー地味に恥ずいからやめてくれ。」




少なくとも三日で復帰は目指さないとな。




「止めんなアオイちゃん。もう筋肉がウズウズしてんだ。」

「ウズウズしないでください!霞柱様も怪我治ってないのに腹筋しないでください!」


「いやダメだよ。僕の筋肉が筋トレを求めてるんだよ。」

「あなた方いつからそんな筋肉至上主義になったんですか!!」




いやいや早く回復したくて。きっと筋肉神(実弥)も俺と同じ立場だったらダンベル持ってきてたぞ。



しかし俺達のゴチャゴチャを見ていたカナヲちゃんが胡蝶妹を呼んできて話し合い(物理)させられた。


「時透くん。貴方は怪我の手当をし直すので寝て待っていてください。」

「はい…」

「さぁ、太刀川さん。貴方はこれから私の毒の被検体になるか、それともこの極太注射を刺されるかどちらかお好きな方をどうぞ。」

「なんで俺だけデットオアデットなんだよ。くれよ、俺にも生きる道を。」



結局、極太注射を刺された。俺怪我人なのに…ぴえん

百五十五話 回復ゲーム→←百五十三話 仲間の温もり



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菜穂(プロフ) - 瑠碧さん» すみません間違えて違う人にレスしてました。ピクルーのキミの世界メーカーだったと思います (2022年1月16日 14時) (レス) id: 97df43ce45 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 百五十五話のヘルメットって壱とかでやりすぎ都市伝説でてきてるんで今更ですよね() (2020年10月2日 20時) (レス) id: 31c3af07a3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 壱から読んできました!とても面白いです!ところで、このイラストって、何メーカーさん使ってるんですか? (2020年9月5日 10時) (レス) id: 3cee96974c (このIDを非表示/違反報告)
うんうん - しのぶちゃん生きて欲しい。そして、二人の恋愛が見たい!!これは私の願望なので、決まったオチで構いません(上から目線でスミマセン)ですが!二人のそういった絡みは見たいです!! (2020年8月17日 1時) (レス) id: 0f3063d9b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽみぃ(プロフ) - その癖は今回は直さなくて大丈夫です‥‥とっっってもおもしろいので!!終わり方気になります!何から目線って感じですが、書きたいように書いちゃって下さい!私はそれが一番好きです!!ギャグもシリアスも最高!! (2020年8月16日 20時) (レス) id: 9044165cab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年7月23日 20時

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