霊柱は胡散臭い 肆【鬼滅の刃】

百五十二話 決戦終結 ページ18

「ぎゃあああああ〜〜！！もう無理!!ごめんなさい殺されちゃう〜〜!!」

「死なせねぇっての！」



座り込んだ蜜璃ちゃんとは気乗りや間に入り刀を振るって庇う。




「立て、恋柱甘露寺蜜璃。1度守るって決めたんたらビシッと決めろ」

「はい！(やだ、今日の太刀川さん凛々しくて素敵♡)」





そして攻撃を受け止めていれば木の龍はボロボロと崩れていく。




「ひゃあ助かった…!!炭治郎君たちが本体の頸を斬ったんだわ。」

「俺達もすぐアイツらのとこ向かうぞ」

「はい！」





そして森を抜ければ既に隊士は全員揃っており無一郎も満身創痍ながら立っていた。




「みんなぁあ!!うわぁぁぁ勝った勝ったぁ！みんなで勝ったよ！」

「おいおい、コケんなよ。」




みんなを見つけた瞬間走り出して勢い良く抱きつく蜜璃ちゃん。
戦いが終わった後とは思えない程穏やかだ。あぁ、この小さな幸せがずっと続けば良いのになぁ。




「生きてるよぉおおお！良かったぁぁ。」

「よかったねぇ」





驚くべき事に竈門禰豆子が人間の言葉を拙いながらも喋っていた。

それに日光を浴びているというのに燃えておらず今も皆と抱き合っている。






「ははっ。守れたよ…兄貴、悟……」


スっと背中を撫でて目の前で抱き合って喜んでいる炭治郎達を笑を零して見つめた。

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