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44話 ページ49

敦side






「私の異能力___人上人不造(ひとのうえにひとをつくらず)は、探偵社の部下にだけ発動する」






太宰さんが社長の異能力の説明をする。
Aちゃんと社長の異能力に何の関係が……?




僕は訳も判らず座っていた。






「そしてAちゃんは……入社試験に合格した」





太宰さんが微笑しながら云う。
この笑顔で多くの女性を落として来たのだろう。







「それも、衝突の即前にね?……これが、如何云う事を意味するか……判るかい?敦君」





「……ッ……!」





と、云う事は……!Aちゃんは生きている……!?






スッ、と何も無かった空間から少女が現れた。
僕は目を見開く。そして流しそうになる涙を指で拭く。






「白雪の刀で……鎖を切って脱出した。……ただいま」







頬を少し赤らめながら云う彼女に僕は理性が持たず、抱きついた。
Aちゃんは黙って目を瞑ってくれる。







「おかえりッ……!」






「……痛い」





ハッ、強く抱きしめ過ぎたか!?
僕はバッと手を離し、謝った。






「悪かったね、二人とも、秘密にして。じゃないと……入社試験にならなかったから」






そんな出来事から、翌日____







Aside





私は探偵社の事務所のドアの前に居た。
否、正確に云うと、私達は……だ。




「Aちゃん。……どうぞ」






私は少しワクワクしながらもドアをゆっくり開けた。
開けた瞬間に、聞こえた何かが弾ける音は心地好いものだった。





「せ〜のッ」





「「「Aちゃん、入社、おめでとう〜!」」」






皆で迎え入れてくれた。
その後、マカロンを沢山食べて、美味しいものも沢山、けぇき?も食べた。





とても幸せだった。







「そういやァ、敦。この前話した事……しないのかィ?」






この前話した事?何だろう。
敦がボンッと顔を赤く染める。そして、手を顔の前で大きく振り、
「無理無理無理ですゥ!!絶対引かれますッて!急に僕がAちゃんの事どうしようも無いくらい好きとか云ったら絶対引かれます!んで関係が悪くなって話も出来なくなるなんて厭ですゥウウウウ!」






と云った。


探偵社が静まり返った。
一方私は「どっ、どっ……どうしようも無いくらいすす、好き……!?」と驚きながら照れていた。







お祖父ちゃんが鋭い目で私と敦を見る。




「えぇい!こうなったら!僕、Aちゃんがッ……!!」

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白夜月雫 - ルナ・スカーレットさん» ギリギリでした!大丈夫です(*⌒▽⌒*)頑張ります! (2018年7月25日 14時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・スカーレット - オチアンケートまだ続いていますか?私は太宰さんがいいです。終わっていたらすみません。これからも頑張ってください! (2018年7月25日 14時) (レス) id: 431e23ca16 (このIDを非表示/違反報告)
白夜月雫 - Aliceさん» これは本物です( ..)" (2018年7月25日 12時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 僕のサブ垢です!たまーに来るのでよろしくお願いします( ..)" (2018年7月25日 10時) (レス) id: b14ba397c9 (このIDを非表示/違反報告)
白夜月雫 - チェスドールさん» おぉお!?コメント有難うございます(。_。*)好きな組み合わせですか!良かったです!更新頑張ります! (2018年7月23日 21時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白夜月雫 | 作成日時:2018年7月22日 15時

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