泉 鏡花ちゃんに成り代わっていたんですが！？【壱】

38話 ページ42

落ちアンケート……太宰さんと敦くんの勝負になってますね。同点が続いてます((


見ている貴女！！出来たらアンケートに御協力下さい((殴





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Aside






私は真っ赤になった手を抑え、しゃがみこんだ。
血が流れ出ている。








｢リトルプリンセス。此奴は貰って行くよォ｣






敦の首を掴み乍らそいつは云った。
厭……何で……駄目、厭……！！







｢駄目ッ！それだけはッ！！｣






白い髭のおじさんが海に手を翳すと、海から白鯨が出てきた。






｢君とは会ったばかりだが……リトルプリンセス。君には人助けは向いていない。……向いているのは……ｸｸｯ、判るな？｣







私は座り込んで3人を見ることしか出来なかった。
3人が緑の球に消えていく。






私はそこをずっと眺めていた。






｢嗚呼、如何して……如何して私に……光を見せたの？｣








私は流れ出る雫を拭くことはしなかった。
そのまま独り言を続ける。








｢如何して私に望みを抱かせたの……？｣







後ろから足音がしてくるのは気づいていた。
後ろに人が沢山並ぶ。


その中の1人がこう云った。









｢連続殺人の疑いで逮捕するッ！｣









｢______さようなら。







もう私を……光で照らさないでッ……｣






私は絞り出す様に声に出した。

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