泉 鏡花ちゃんに成り代わっていたんですが！？【壱】

20話 ページ23

Aside






｢あの……国木田ママさん｣←←






｢はぁっ！？誰がママだ！どうせなら兄が良いンだが！？｣





……兄？
車が邪魔になってるよー、国木田ママさん。





にしても……超生物の暗殺かァ……もしかしたらポートマフィアの人達が来たりして……。





な訳ないよね。うん……。






車がキキーッと音を立て、止まる。
国木田ママが車のドアを開ける。





｢此処だ。……頑張れよ｣







｢うん……頑張る、有難うごさいました。……国木田ママ！｣←





｢だーかーらァ！！俺は男だッ！｣






私は国木田兄さんwに別れを告げ、←
古ぼけた校舎に入っていった。






すると、目つきの悪い男の人が居た。
私は一寸驚いてしまって、後ずさりをしてしまった。






｢あの……泉 A、です……えと……｣






｢嗚呼、烏間惟臣だ。昨日説明した通り……暗殺してほしい｣






｢……はい、頑張り、ます｣






私は首に掛けている携帯にギュッと握った。
そして、何処からか黄色いタコさんが現れた。








｢……！！｣







｢にゅや？貴女が転入生ですか？私は月を壊した張本人、殺せんせーです。よろしくお願いしますね｣







私はその手を取ってしまった。
……柔らかかった。






あの時の私は絶対目が輝いてたと思う。うん。←

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