石田彰との生活

37、スーパー ページ38

A「あっ。」

江口「あっ。」

近所のスーパーでばったりと江口拓也君に会った。

江口君もスーパーに来るんだな…あ、失礼か。

江口「お疲れ様です、まさかこんな所で会うなんて…。」

A「だね、私もびっくり…。てか、久しぶりじゃない？」

江口「前の作品から…4ヶ月くらいですかね？」

A「うん……多分それくらい？」

江口「いや…びっくりです。」

A「私もです。」

この後は最近の出来事をお互いに喋りつつ一緒に買い物した。

江口「そういえば…Aさんって本当に石田さんと結婚してんですよね…。」

A「あ、実感湧かない？」

江口「全く湧きませんよ、何せお相手が石田さんですし。」

A「もう結構経つんですが？」

江口「経ってもですよ。」

A「ふーん…そんなもんか。」

江口「最初聞いた時びっくりしましたよ、腰抜かしそうになりました。」

A「抜かしてないんかい(笑)」

江口「いやでもそれくらいびっくりしたんですって！」

A「まぁ、分からないこともないけどさ(笑)」

江口「…お2人って意外でしたけど。」

A「……ど？」

江口「……幸せならいいのかな〜…って。」

A「…いつか良い相手が見つかると良いね。」

江口「出来ますかね、結婚。」

A「まぁ、江口君次第だね〜。」

江口「うっ、正論。」

A「ま、でも江口君イケメンだし。」

江口「マジですか！」

A「マジマジ。」

江口「お世辞でも嬉しいです。」

……でも。

江口君が結婚したらファンの人がな〜っと思った時、自分は……と考えた。

皆さんに祝福されて…。

自分って幸せだな……そう思ったのだった。

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