【鬼滅の刃】その男、通称ビビり柱。【男主】

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モブ鬼side


モブ鬼「(なんだ、アイツ。)」

情けなく辺りを行ったり来たりしている
鬼狩りの男。気絶してるし。

今だな。今のうちに喰っちまおう。

モブ鬼「バカな鬼狩りもいたもんだな…」

俺が鬼狩りに手を伸ばした瞬間、腕を斬られた。
辺りに他の鬼狩りはいない。
間違いなく、こいつに切られた。

モブ鬼「ひぇっ……！」
「……触んな。」

スゥゥゥゥゥと、空気を吸う音が聞こえる。
なんなんだこいつは。気絶した瞬間、
気配が変わった。

「時の呼吸、壱ノ型 次元変化」
モブ鬼「ギャッッ」

首を斬られた。そして、地面に首が落ちると
共に酩酊するように視界がグルグル回る。

「………ふがっ、…あれ。俺また気絶……
………ん？」
モブ鬼「ッ」

目が合った。アイツと。

「ぎゃああああああ？！！鬼ぃぃぃぃい！！！
しのぶちゃぁあああああああん！！！！
冨岡さぁああああん！！！助けてぇぇぇ！！？」

灰になる前、俺はこう思った。
こいつなんなんだ。

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