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「…絵の具屋さん?」
宇「俺の行きつけなんだ、行こうぜ。」

宇髄先生に連れていかれたところは
以外にもしっかりとした絵の具屋さんだ。
中へ入ると絵の具の独特な匂いがして、
つい鼻をつまんでしまった。

宇「画材とか買う時いつもここ来てんだよ」
「…そうなんですか。」

てっきりオシャレで派手な所で買っているのかな、
と思い込んでいた私は拍子抜けしてしまった。

宇「俺が買うから、好きな色選んでこいよ」
「えっ…でも、そんな悪いですよ。」
宇「何色でもいいからな」

そんなことを言い切って宇髄先生は
店の店主と思われる人物と話に行ってしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…この色綺麗。」

手に取ったのは藤色の絵の具。
菫より少し薄くて、心惹かれた。

宇「それにすんのか?」
「あ…えっと………はい。」
宇「買ってくるから待っとけ。」

置いていかれた私はその場で
ぽかんとしながら突っ立っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから数時間後。ショッピングモールや
カフェと、デート?…らしい事を終えた
私と宇髄先生は車内で話していた。

「宇髄先生。私はそろそろ帰ります。」
宇「そうか」
「今日はお世話になりました。このお礼は必ず。」
宇「じゃあ今貰おうかな。」

何言ってるんだこの人。と思っていたら
腕をいきなり引っ張られ、気がつくと
宇髄先生の腕の中にいた。

 →←第四章.デートという名の買い物



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リリー - 宇髄推しなんで嬉しい!!!これからも更新頑張って下さい!!(*'ω'*) (2019年11月25日 21時) (レス) id: 0d2ed5d74a (このIDを非表示/違反報告)
りっつー - 面白いです!更新頑張ってくださいね! (2019年11月8日 20時) (レス) id: 8fa946d002 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 私語が死後にwww (2019年11月6日 0時) (レス) id: d9614d55ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2019年10月29日 19時

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