ナンパダメ。絶対 ページ45
それから見せてもらった能力はピカピカの実ってやつらしい。
本当にピカピカしてた。
だから今日は来ないだろうなって思ってたのに。
朝来たら受付のとこでニコニコして待ってた。
―――
ボ「楽しいかねぇ〜…」
バ「だから来るなと言ったろう」
ボ「ってぇ言ってもねぇ〜？」
「？？」
チラッと私を見るボルサリーノ。
はぁ〜ぁ。
って大きなため息ついてた。
バ「はっ！なんだいあんた！！私の水着姿を楽しみにしてたのかい！？」
ボ「三途の川でも渡らせてやろうかぁ？」
バ「なんだい、じゃぁAの水着かい？」
「っ//」
キッと睨んで少し距離を開ける。
かなりしんどそうにだらぁ〜としながらまた大きなため息ついてた。
ボ「たぁしかに…Aの水着は見たかったけどねぇ…。それだけじゃないさぁ…」
「？？」
じゃぁ他に何かあったのかな？
ードンッー
「！！」
男「あー、ごめんねお姉さん！ぶつかっちゃった！」
「ブンブン」
男2「うっわ本当に美人だ…ねぇねぇ、俺らとあっちの遊泳にいかね？」
「ブンブン！！」
なにこの人たち！！
ニヤニヤ笑ってて気持ち悪い…
触らないでっ！！
バ「何してんだいあんたら！！」
男「あー？なんだよこのババア」
男2「もしかしてこの子のバーちゃん？」
バ「そうだよ！私らは私らで楽しんでんだ！！さっさとその手離しな！！」
「ドンドン！っ！！！」
胸を叩いてもビクともしない。
次第に手が腰に回ってきて背筋がゾッとした
ボ「…。君たちぃ、悪いことは言わないからその手、離しなよぉ。」
男「なんだよコイツ。こんな風呂でのぼせてるクセによ。彼氏か？」
男2「情けねーよな。ほら行こうぜお姉さん♪」
「ブンブン！！(ｼﾞﾜｧｯ)ジタバタ」
男「え？おい泣いてんぞ？めっちゃ可愛い！！」
男2「ちょちょ、俺にも見せて！！」
やめてよ！！
手を離してっ！！
ーピカァッ！！ー
男「え？」
スドォォンッ！！
男2「うそ…だろ？は？」
チリッて焦げるような音と、眩しいビーム。
きゃぁぁ！って悲鳴が聞こえた奥は天井が抜けていた。
ボ「だぁ〜かぁ〜らぁ。その手ぇ離せってぇ言ってんでしょぉ。」
バ「…はぁ。」
男「ひっ」
男2「なんだよ能力者かよ！？なんでいんだよ風呂場に！！」
ドン！！と突き飛ばされて逃げていく男達
助かったと思ったら心臓がバクバクしだした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年8月4日 15時
