告白 ページ43
まさかあの現場を見られてたとは思わなかったねぇ。
あの女、やっぱり始末しとこうかなぁ？
ボ「海兵同士だから付き合うなんてぇ、ありえないねぇ。」
「パクパクパクッ！！」
ボ「今は喋らせてあげないよぉ？…お前に惚れてる男がいようがわっしには関係ない。」
「！！」
この顔、図星だねぇ？
さしずめあの時の男だろう。
もしかするとあれは冥王レイリーだったのかもしれないがぁ。
ボ「必ずわっしの女にしてみせるさぁ。」
ツツツ…って唇なぞればさっき以上に赤くなる顔。
可愛いねぇ。
この髪もあの男の提案なんだろう。
それを思うと腹がたつがぁ…
とてもよく似合ってる。
ボ「わっしの話はそれだけだぁ。また来るよぉ〜」
「ポカーン…」
驚いた顔もいいねぇ。
さぁ、そろそろ戻らんとまぁたゼファー先生に怒られる
―――
ほ、惚れ…
いやいやいや。だって海兵だし。
印象もよくないでしょ私。
だって海兵毛嫌いしてるし。
「(でも、あんな真剣な顔出来たんだ。)」
そのギャップにドキドキしてしまう。
レイリーさん、戻ってきてくれないかな…
こんな事言われてどうすればいいか分かんない。
やっぱりロジャーさんの船におばあちゃんと乗った方がよかった…
「はぁぁ…」
空気が口からもれる。
明日からどうするんだろ？
「(まぁでも。さすがに明日は来ないか。)」
だってこんな微妙な反応した後だし。
むしろボルサリーノは私が好きな人いるって知ってるし。
いくら彼でも、さすがにへこんでるたろうし。
「(明日はお店の店休日だから、家でゆっくりしてよう。)」
あ、そういえば近くに温泉が出来たって言ってたっけ
おばあちゃん誘って行ってみようかな！
遊具もあるって言うから混浴みたいだけど、私は温泉エリアだけでいいや！
「(おばあちゃん早く帰ってこないかなぁ)」
かなり大きい施設みたいだし、2人で出かけるのも久々だぁ！
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年8月4日 15時
