知られてはいけない事 ページ32
でんでん虫は結局、返そうとしたら持ってろって渡されてしまった。
それから一晩明けてお店の開店準備中。
島がザワついていて、今日は色々な海兵が怖い顔して見回りをしている。
「(なにかあるのかな？)」
関わらないようにしないと…
バ「A！ちょっといいかい！」
あ、おばあちゃん！
どうしたんだろそんな慌てて…
バ「ちょっと中に((ｺｿｯ
「？？」
バ「今この島にロジャーのバカが来てる。」
「！？！」
そんなっ！！
今来たら危ないよ！！
バ「この島に海兵が訓練で来てるって知ったんだろ。いつものようにここに来ると思うが、
「コクコク！！」
バ「もちろんボルサリーノにもだ。いいね？」
「コクコク！！」
気づかれたらすごくまずい！！
でも…来てくれたのはすごく嬉しい…
「(皆元気かな…レイリーさんまた一緒に出かけてくれるかな？)」
少し浮き足だってしまう足取り。
会えるのが楽しみだなぁ…
バ「よし！そんじゃ今夜はあいつら来るだろうからご馳走様用意しとかないとね！」
『うん！私買い物行ってくるよ！』
バ「そうかい？じゃぁそっちは任せた！今日は店閉めてご馳走様の準備だね！」
やった！
よーし今日は一段と頑張るぞ！
『それじゃ行ってきます！』
バ「あぁ、気をつけてね！」
―――
さて、そうは言ったけど…何にしようかな？
♪♪
ん？あ。あれは…ボルサリーノ？
女のあれは、、海兵さん？
「(何か話してるみたい。どうしたんだろ？)」
ロジャーさん達の事で何か言ってるのかな…
あれ？いや、でもちょっと違うそう？
「(あっ！！)」
女の海兵さんがボルサリーノに抱きついてキスしてる。
わぁぁっ、すごく申し訳ない所を見ちゃったっ！！
「(ボルサリーノ、付き合ってる人いたのね。じゃぁなんでウチに来るんだろ？)」
なんだかモヤモヤするなぁ…
すごく仲良さそうだったし、ウチに来ないであの人の相手してあげればいいのに。
「(あっ、いけないいけない！ご馳走様の準備しなくちゃ！)」
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年8月4日 15時
