ずる賢い案 ページ24
今は見回りの訓練中。
仏頂面のサカズキと一緒にフラフラ街を歩いてる。
Aは元気かねぇ？
ボ「はぁ〜ぁ」
サ「やかましいぞボルサリーノ。それで何回目のため息じゃと思うちょる」
ボ「そんなの数えてるわけないだろぉ？嫌ならわっしを見張るのを止めればいいじゃないかぁ」
サ「んな事すりゃぁまたあの小娘んとこ行くじゃろうて。」
そりゃそうさぁ。
少しずつ笑うようになってきたんだぁ、ここにいる間にもう少し距離は縮めておきたいからねぇ。
ボ「ん？あれはぁ」
サ「なんじゃぁ？」
Aのとこのバーさんだぁ。
まただいぶ大荷物だねぇ？
ボ「(！。閃いたぁ。)あのバーさん大変そうだねぇ？」
サ「あぁ？」
ボ「市民を助けるのも海兵の仕事だからねぇ。ちょぉっと声掛けてくるよぉ。」
サ「あっ！！おい待たんか！！」
おぉ〜おぉ。
ひぃーひぃー聞こえるよぉ。
ボ「やぁ〜バーさん。重そうだねぇ？」
バ「ん？なんだいボルサリーノかい。4日程来ないから諦めたのかと思ったんだがね？」
ボ「んなわけあるかぁ。そこの熱血マンが今度わっしが抜け出したらAを攫うとか言ってねぇ。」
バ「なんだいそりゃぁ？物騒だね、近づかないでおくれよ。」
しっし。
って足で追い払おうとしてくるなんてねぇ？
Aのバーさんじゃなかったら許さなかっただろうねぇ。
サ「なんじゃぁ知り合いか？」
ボ「そんなとこさぁ。ほらバーさん荷物貸しなぁ、運んでやるよぉ。」
バ「あの子は攫わないだろうね？」
サ「ちゅう事はなにかい。コイツはあの小娘のバーさんかボルサリーノ。」
ボ「まぁねぇ。でも抜け出してないだろぉ？これも立派な仕事じゃないかぁサカズキィ」
サ「ったく。ずる賢い奴じゃの」
バ「攫わないならいいさ。ちょうどいい！他にも揃えたい物があったんだ、お前達持っておくれよ。」
サ「お前
バ「困ってる市民を助けるのも海兵の仕事なんだろ？ほらついてきな！」
ボ「本当にAと血が繋がってるのか疑わしいよぉ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年8月4日 15時
