喧嘩 ページ49
「っ！！」
頭を、冷やせ？
どの口がいうの？
マ「おーい、オヤジとガキ共から話し聞いてきたよい」
バシン!!
ク「…。イタ。なにすんの」
マ「揉め事か？おい青キジ、さっきのガキ共の件だがよい。？！」
「頭を…冷やせ、ですって？」
武装色を纏った手で、今出せる精一杯の力でクザンをぶったたいた。
歯止めが効かない。
疲れが…鬱憤が、溢れてくる。
「よくも…言えたわね。((ポロ、ポロ…」
ク「？！っ、なんで泣くの。こんな事で、言われて当然でしょ今回の事は」
「…」
コイツ、本当に何も見てなかったのね。
マ「おい。どういう事だよい」
ク「お前には関係ない事だから。で、子供達はどうするの。」
マ「…俺らの船で送る。子供達がそう望んでんだ。A、何があったんだよい」
ク「気安く話しかけないでくれる。」
「ふっ。なんでも、、ないわ。ありがとう、マルコ。」
マ「っ、、なんもねぇ奴はそんな顔しねぇよい。言ってみろい」
クザンを押しのけて私の手首を掴むマルコ。
「っ、…大丈夫よ。」
マ「お前、この手…」
ク「いい加減にしないと本気で相手にするけど。子供達連れてくならさっさと行け。お仲間が呼んでるぜ」
さっきからマルコー！戻ってこーい！
って聞こえてる。
クザンも能力使って本気みたい。
「マルコ、今ここで戦ったらさっきの話が無駄になる。」
マ「だけどよい！！」
「いいの。ありがとう、本部に戻れば済むから」
マ「…よい。」
チッ！て舌打ちしてクザンをめちゃくちゃ睨むマルコ
そのマルコをクザンも睨み返してる。
「…戻ったわね。」
忌々しそうに顔を歪めて、鳥になって戻っていくマルコ。
戻った事を確認したから私もクザンを素通りしてその場を離れようとした。
ク「どこ行くの。あの海兵に謝んなさいって」
「…私がする筋合いないわ。」
そんな事すればより一層調子に乗るじゃない。
”やっぱり俺たちの方が正しい”って。
そもそもずっと売られていた喧嘩を我慢して耐えてきたのは私よ。
むしろ謝れっての。
ク「…フゥ。まさかこういう事するなんてね。」
ってクザンの独り言がうっすらと聞こえた。
「(身勝手に動き回るだけで何もしないクセに。よく言うわ。)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あつやき玉子(プロフ) - 矢車菊さんコメントありがとうございます！夢主ちゃんカッコよくできててよかったぁぁ！✨これからも頑張っていきます！ (2022年7月23日 18時) (
レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
矢車菊(プロフ) - 面白いです!!夢主ちゃんがマジでカッコいい…！無理しない程度で、更新頑張ってください(*´∀｀*)尸" (2022年7月23日 16時) (レス) id: 0b94572497 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年7月21日 16時
