順番交代で。 ページ26
ボ「じゃぁ、今日からよろしくねぇ？Aちゃん」
「は、はぁ。」
サカズキさんの部下最終日だった昨日。
クザンの所へ荷物を移動しようと思ってたら急に言われた。
”順番を変えたから”
「つまり。最終日がクザンなんですよね？なんでまた突然…」
ボ「さぁ〜？ワッシはどっちでもいいがぁ…なんかあるんだろうねぇ」
まぁいいや
とりあえず仕事しよ。
―――
「ん、もうこんな時間なんだ。ボルサリーノさん」
ボ「見廻りだねぇ。じゃぁ行くとするかぁ」
よっこいしょ。
ってのんびりしてるなぁ。
いつもせかせか働いてた私からすれば少し不安になるものがある。
ボ「ほら行くよぉ〜？」
「あ、はい！」
この人は掴みどころが分からないわね。
どっちつかずの正義ってのも不思議だし。
まぁ正義は人それぞれあるものね。
ボ「う〜ん。今日もいい天気だぁ」
「本当ですね。波も穏やかですし。」
バタバタと動く海兵に混じって私もそれなり忙しく動いてた。
でもふと目をあげたらボルサリーノさんがのほほんと海を眺めていて、何を見てるのか興味本位で近づいたら特に何もない。
「(雲みたいな人だなぁ。)」
って、それより仕事仕事。
「ピクッ))…」
ボ「ん〜？どうしたんだぁい？」
「戦闘準備は必要でしょうか。」
ボ「！！。ほぉ〜、やっぱり見聞色の覇気が使えるようだぁ。そうだねぇ、一人残らず捕まえるよぉ」
少し先。
まだ望遠鏡がないと見えないだろうけど、敵がいる。
あの無人島以来、気配というのにはより一層敏感になった。
ボ「じゃぁワッシは先手を決めて来ようかなぁ。」
「はい。皆さん！！少し先に海賊がいますよ！！捕まえるそうなので準備お願いします！！」
周りはえ？って驚いてる。
見張り台からは私が指さした方向に海賊を認めたって声が聞こえてきた。
「一匹残らず捕まえるそうなんで。決して逃さないように。」
兵「は、はい！！」
兵「((ｺｿｯ))あの人、クザンさんの彼女なんだって」
兵「((ｺｿｯ))だから偉そうなのか？」
まったく。
こうなるから黙っておきたかったのよね。
まぁいいわ。
「(実力の差を見せるにはいい機会じゃない。)」
やってやるわよ。
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あつやき玉子(プロフ) - 矢車菊さんコメントありがとうございます！夢主ちゃんカッコよくできててよかったぁぁ！✨これからも頑張っていきます！ (2022年7月23日 18時) (
レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
矢車菊(プロフ) - 面白いです!!夢主ちゃんがマジでカッコいい…！無理しない程度で、更新頑張ってください(*´∀｀*)尸" (2022年7月23日 16時) (レス) id: 0b94572497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年7月21日 16時
