刑事と海軍大将。5

お迎え ページ50

白「何しに来た。黄猿」

ボ「帰りが遅かったからねぇ、迎えにだよ。白ひげ」

よっこらしょ。

っていって私を抱っこするボルサリーノさん。

「おわっ！！ボルサリーノさん？」

ボ「本当はここで始末つけたいがぁ…Aを治した礼に捕まえないでおいてやるよ。」

白「グラララ。俺らがお前1人に倒されると思うのか」

ボ「どうだろうねぇ？さ、戻るよ〜A」

「はい！(ギュッ)白ひげの皆さん！本当にありがとう！マルコ、またね！」

マ「…はぁぁ。…よい」

ボ「またねなんてしなくていいってのに…律儀だねぇ」

首に抱きついて笑えば気を失いそうな程のスピードで白ひげの船を出ていくボルサリーノさん。

速くて死ぬかと思った。

―――

医「ありえないわ。1晩で？なにがあったのA」

「ふっ。恋人をクザンからマルコに乗り換えようかしらって思っただけよ。」

ボ「それはぁ…聞き捨てならないねぇ？クザンを捨てるにしても、海賊に惚れちゃぁダメでしょ」

後「先輩が行くなら僕も…」

医「へぇ？」

後「ジェニーさん連れて一緒に行きます！」

医「…巻き込まれた…」

「ふっ…はは！惚れませんよ、ボルサリーノさん！わたしはボルサリーノさんの部下です！」

ボ「ならいいけどね？ほら、楽しんだなら帰るよ〜？」

はい！

って声が揃ってさぁ帰ろうかって時。

チリンチリンって海の方から聞こえて見てみればクザンが自転車漕いでた。

ク「Aちゃーん。」

「…何しに来たの、あれ。」

医「さぁ？呼んでるからあんたに会いに来たんでしょ？」

まぁ、私もマルコとキスしたし。

クザンのせいではないっぽいからそこまで言及しないけど。

「モヤッ))なによ、クザン」

ク「そんなむくれないで…。ってあれ？怪我は？」

「マルコが治してくれた。」

ク「…へぇ。なんで捕えないの、ボルサリーノ」

ボ「あんな大怪我を一晩で治してくれたからねぇ。礼だよ、礼」

ク「チッ…なにもされてない？」

「…((ｽｯ」

ク「なんで目ぇ逸らすの。…何された」

「サッチが寝顔可愛かったって言ってた」

このくらいの意地悪、許してよね。

ク「イラッ))なんで敵前で寝るの。」

「おかげで怪我治った。」

ク「…💢帰るよ。Aちゃんは俺が連れてくから。帰ったら覚悟してよね、Aちゃん」

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