武器屋 ページ47
サ「…」
「♪♪」
ボ「嬉しそうだねぇ？」
医「まったくだよ」
2人が来てから4人で出かけようってなって今は街を出歩いているところ。
まさかまたこうやって一緒に歩けるとは思わなかったな！
「あ、あそこ」
ボ「んー？」
医「最近新しくできた武器屋じゃないか。入るのかい？A」
「うん、ちょっと気になってたし！」
ボ「武器屋かぁ。どんなのがあるんだろうねぇ？」
そうそう、それが気になるのよ
この島の武器屋は見尽くしたから後でここも来てみようとは思ってたのよね
サ「武器なんぞ持たんくとも拳で戦えばええじゃろ」
ボ「それはお前さんだけだろぉ、サカズキ。ほら、Aとバーさんは入っていったよぉ」
サ「…バーさんは一般人じゃろうて」
ん？あれ？
サカズキ乗り気じゃない？
「サカズキ？」
サ「あ？」
「ここ嫌？」
サ「ふん。別にかまわん」
？？？
じゃぁ来ればいいのに
「ふーん？あ、もしかして1人で入るのが嫌だったとか？なんだそれなら言っておくれよサカズキドン」
サ「おちょくっとるんか」
あ、ヤベ怒らせた
「そんな事ないよー。手、繋いであげるから早くいこ？」
ギュッ！
サ「んなぁっ！？離さんかいバカが！！」
「だってサカズキだけ来ようとしないんだもの。一緒にいこ？ね！((ニコッ))」
サ「っっ。…チッ」
まーた舌打ちして。
舌までもが筋肉になっちゃうよー？
…サカズキタン。
なんちゃって
―――
医「…。」
ボ「…。嬉しそうだ事ぉ」
あれだけ嫌そうな顔してたってぇのにねぇ。
Aに誘われたらスンナリ入って行っちまったぁ。
医「素直じゃない相棒だね。」
ボ「お堅い頭だとは思ってたけどねぇ？まさかここまでとは思わなかったさぁ。」
医「Aも無意識でやってのけるから。気づいてんのかね、サカズキの変化に」
ボ「どうだろうねぇ？まぁからかいがいはある2人だよねぇ。」
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月1日 22時
