人質？ ページ39
ガ「じゃぁーもう金輪際こんな馬鹿げた接待はなしじゃな！！これで楽になったわい！」
セ「ほら、戻るぞお前ら。サカズキ、ボルサリーノ。Aを連れてこい」
ボ「もちろんですよぉ〜。んじゃぁ行こうかぁ。」
「あ、まっておばさんがいない」
さぁもうお開き！
って感じで帰ろうとしてるけど、おばさんがいない
どこいっちゃったんだろ？？
重3「まてお前らぁぁ！！」
元「ん？…あれは」
医「なんだいなんだい？なんで私が拳銃突きつけられてんだい？」
「おばさん！！」
重3「コイツがどうなってもいいのか…よくないよな？早くその紙を捨てろ！！」
元「汚い奴らだっ」
重「よくやった！！」
あいつ…おばさんを盾に？
よくもそんな事してくれたわね。
重3「早くしろ！！」
重2「ニヤニヤ…」
ボ「ふぅむ。わっしが行きましょうか？」
元「待て、怪我なんぞさせたら大変だ」
「…サカズキ、ちょっと離してもらっていい？」
サ「なんじゃぁ」
あいつ許さない
その人を盾に取ったこと、後悔させてやるわよ
「そこの新兵さん。刀、借りるわね」
新「え？あ、はい…」
重2「踊り子が何する気だぁ？まさか踊るから許してくれとか言う気かぁ？」
セ「A、何をする気だ…」
「あいつ。後悔させてやりますよ」
スラッと抜かれる刀身にゆっくりとした足取りで近づく私。
その雰囲気を察したのか重役の男達が私に拳銃を突きつけた。
ガチャガチャ！！
重「止まれ！！よく分からんが…止まらんと撃つ！！」
「やれるもんならやってみな。そんかわし、殺されても文句つけないでよね」
ピタッ
と空気が一瞬止まって、久々口がニッと歪む。
重役達を守るように知らん兵士達も私の周りを取り囲んできた。
兵「この方達に近づけるなぁぁ！！」
兵「所詮は踊り子だ、直ちに捕まえろ！！」
「あんたらに出来るわけないでしょ。」
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月1日 22時
