心当たりの芸子 ページ30
医「ほらAー！！公演の時間だよ！！」
「えー、もう？今行くー！」
2人がこの島をたってもう4ヶ月くらいになる。
ボルサリーノはちょくちょく顔だしてくれるなぁ。
サカズキはたまーに。あれだけ疑ってたのにね(笑)
でもサカズキでんでん虫を渡してくれたから連絡自体は結構マメに取れてる
「でもなぁ。サカズキみたいに仏頂面なでんでん虫なんだよなぁ(笑)」
医「可愛くないヤツだね、そいつは。ほら、早く行くよ？」
「うん。」
―――
セ「…接待に必要な芸子ですか？」
元「あぁ、俺も忙しくてな？現場に出てるお前達ならいい芸子を知ってると思うんだ」
元帥室に呼び出された私(センゴク)とガープ。
近々上の奴らの会議という名の接待があるらしい。
その時用の芸子を見つけてほしいと言ってるが…
おつるちゃんはもうすでに話を聞いているそうだが、なぜ大将の私にこんな事を…
ガ「芸子なんぞわしは知らんぞ。」
セ「生憎私もだ」
元「他に誰か知ってそうな奴はいないのか？」
いるわけなかろうが
私たちは遊びで海に出ているんじゃない
なんだってこんな事を…
ーコンコンー
ゼ「失礼します。ん？どうしたんだお前ら」
ガ「ゼファーか。上のバカども用の芸子を見つけろと言われて困ってたところじゃ」
元「口を慎め、ガープ」
ゼ「芸子？いるのか？」
セ「皆目見当もつかん」
なんだ？ゼファーが考え込んでいるな
もしや知り合いの芸子がいるのか？
ゼ「1人…ここから近い島に心当たりはあるが…」
ガ「なんじゃと！？」
セ「よく知ってるな？」
ゼ「新兵の訓練中にたまたま見つけたんだ。その子の踊りはうまかった」
こんな事にまるで関心もなさそうなこいつが言うんだ、これは期待できそうではないか？
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月1日 22時
