煽りはよくない ページ25
「なぜこうなった」
医「お前さんがからかうからだろう」
いやだってねぇ？
そもそもサカズキが意地張るから
「私の寝るスペースなくない？」
ボ「わっしの横で寝ればいいよぉ」
「私は棒かて。狭すぎるわ」
サ「お前が煽った結果じゃろう。我慢せぇ」
「どっちか床で寝ればいーじゃん。なんで2人ともベッド占領するか。」
寝れないよコレ
両手ピッタリ横につけて挟まれるしかないよコレ
私は液体かコラ
ボ「わっしは床なんてごめんだねぇ」
「はぁぁ…分かったよ、私が床で寝る。踏まないでよ？」
心が草原並に広い私に感謝してよねまったく
サ「…お前は上で寝ろ」
「ん？」
サ「床で寝られちゃぁコッソリ抜け出しても分からんかもしれんからのう」
「…え？いいの？」
サ「そん代わしわしとボルサリーノの間じゃぁ」
これは気遣い？それとも言った通り？？
？？？
まぁ床で寝ないならいいけど。
「ふーん？いいけど。それじゃおばさん、お休み！」
医「…はいはい。お休み」
―――
「スヤァー」
サ「はぁ…」
ボ「よくもまぁこんな無警戒に寝れるねぇ？」
サ「アホなんじゃろ」
バカ丸出しの顔で寝おって…
少しは抵抗を持ったらどうなんじゃ
ボ「ジー。いやぁ…見れば見るほど綺麗な顔してるじゃないかぁ。」
「…ん」
サ「やめんかアホ。起きてもやかましいんじゃ寝させとけ」
ボ「そんな事言ったってねぇ？」
爆睡しとるこのアホの頬を包んで唇をボルサリーノがなぞれば身動ぎ1つで起きやせん
起きるからやめろと言うとるんが分からんのか
サ「…何しとる」
ボ「こんな無防備だとねぇ？キスの1つでもしたくなるだろぉ？」
サ「やめんかアホ。ばーさんがブチギレるぞ」
ボ「まいったねぇ…そんなおっかない顔で睨まんでおくれよ、ばーさん」
医「あんたがその子の上からどけばね。」
ドアを半開きにどえらい顔で睨んどるな
じゃけぇやめろと言うとるんじゃ
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月1日 22時
