万事屋 ページ3
そんなこんなで会議を終えて今は総悟と見回り中。
大して悪いやつはいないけど、代わりに面白いやつならいるんだよな。
銀「おぉ、総一郎君とAじゃねーか」
沖「旦那、総悟でさぁ」
「なにしてんの銀さん」
銀「俺の事銀さんなんて呼んでくれんのおまえだけだよなぁ」
「まぁ、真選組以外の人はそう呼んでるし」
噂をすれば。
自販機の下を舐めるように這いずり回って腕を突っ込んでるこの男、万事屋の坂田銀時と遭遇した。
きっとまたギャンブルでもして金がないんだろ
沖「また金欠ですかい」
銀「一般市民は金に困ってんの。お前ら税金ドロボーとは違ってな」
「働きなさいよ」
銀「俺一応万事屋の社長だぞ?」
「ビンボ臭い社長ね」
銀「グサッ」
あ、しぼんだ。
何か言ったみたいだ...
まぁ銀さんだし大丈夫よね?うん。
神「銀ちゃーん!こっちに50円見つけたヨ!」
沖「うわクソチャイナ」
「あ、神楽ちゃん」
神「なんでクソサドとAがいるネ?」
沖「お前ら貧乏人を眺めに来たんでい」
神「あんだとコラァ!!税金ドロボーのクセして調子に乗んじゃねぇぇぞコラァァ!!」
「ほんと短気ね、この子。夜兎だから?」
新「いや、多分銀さんの影響ですよ...」
「あーね。いつからいたん?メガネ君」
新「新八ですってAさん。嫌がらせですか?」
短気な神楽ちゃんはまた総悟と取っ組み合いを始めちゃった
メガネこと新七君は嫌な顔で私を見てるし。
「はぁ...まったく。ほら、新七君。」
新「いや八な。え?」
「お小遣い。食べ盛りなのに大丈夫なの?」
新「えっ!?いやそんな悪いですよっ」
「気にしなさんな。他に使う予定もないんでね。」
銀「マジでか!?サンキューA!!」
「お前にはやらんぞ」
銀「なんで!?」
「私よりいい大人が何言ってんの。身の程を弁えなさい。」
って言えば赤ちゃん言葉でブリブリしてくるこの男。
なんか腹立つわね。
「シカトしとこ。神楽ちゃーん、おいで」
神「?どうしたネA、私今忙しいヨ!!」
「お小遣いあげる」
ーシュタッ!!!ー
神「何なりとご命令を」
「金の力ってえぐっ」
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作者名:あつやき玉子 | 作成日時:2022年10月1日 22時