退院 ページ46
母「うぅっ！ぐす！こんなにっこんなに嬉しい事はないわぁぁぁ！！！」
「ちょ…母さん」
私の退院の日
母さんにはまだ伝えてなかったけど、私は戦場から退くって今日伝えた。
帰城はとんでもなく驚いてたわ。
あの先輩が！？
って。
母さんは言わずもがな。
大泣きで喜んでるし
母「だってだって！！Aちゃんはもうお母さんなのよ！なのにこんないつ死んでもおかしくない職業なんてやっぱり反対だもの！！ララちゃんや私たちがどれほど悲しんだと！！」
父「まぁまぁ落ち着いてママ。本当にいいのかい？A」
「…はぁ。正直言えば嫌よ。本当はまだ戦場にいたい」
父「うん」
「でも…これほど麻痺の残った体では逆に隊の士気を下げるわ」
父「うん。そうだね」
母「麻痺が残ってしまった事は残念だわ…。でもこれでやぁぁっと女の子らしい職につくのよね？？ね？？？」
「え？海軍には残るわよ？」
母「えぇぇぇっ！？なんでよぉ！！」
いや、なんでって。
私海兵だし。
それ以外の道ないし。
「海軍自体を支える事はできるわ。だからこれからは指導や書類を中心にするつもり」
母「そんなぁぁっ！！お花屋さんとかどう？？パン屋さんもあるわ！そうだ、Aちゃん頭いいんだから看護師さんとか…」
医「助手なら募集してあげるわよ。特別に」
「なんの実験の材料にされるか分からないからお断りよ」
医「チッ」
何を恐ろしい提案するのかしら
ジェニーの助手なんて絶対ゴメンだわ。
ラ「ママ…」
「ララ！お迎え？ありがとう」
ク「まだ歩くの辛いんじゃないの？おぶるよ」
「遠慮するわ。こんな距離も歩けないんじゃこれから先やってけないもの。」
ク「相変わらず自分に厳しい。お母さんは何をまたあんなに興奮してるの？」
「私が海軍に残るって言ったからよ。女の子らしい職をって」
ク「へぇ？例えば？」
「花屋とかパン屋」
ク「…ふ」
母「笑い事じゃないわクザンちゃん！Aちゃんとララちゃんでお花屋さんなんて可愛いじゃないの！！」
ラ「え？あ、あのね…」
父「ん？どうしたんだいララ」
ラ「わ、私…将来海兵になりたいの！ママみたいに強くなりたい！」
「ララ…」
母「きゅぅ…((バタン」
嬉しいわ、そんな事言ってくれるなんて。
この子もきっと、強い海兵に育つわね。
医「休み方は教えてあげないとね。」
ク「確かに。」
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あつやき玉子(プロフ) - 矢車菊さん» 矢車菊さんありがとうございます😭後半めちゃくちゃ亀更新でごめんなさい💦終わり方決まってなかったからちょっとグダついた感がありますね…最後まで見て貰えて嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
矢車菊(プロフ) - つ、遂に完結…！😭めちゃくちゃ面白かったです！！！🫶😭お疲れ様でした！！ (2023年4月12日 23時) (レス) @page50 id: b7fa874ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月28日 22時
