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「…((ペラ、ペラ」
今日は休日。
ララと一緒に部屋でゆっくりと過ごしてた。
ーバン！！ー
ラ「ママァ！！」
「うわっ！ビックリした…未来のララ？どうしたのよ、そんなに慌てて」
小さいララを寝けしつけて本を読んでいれば、いきなり開いた私の部屋の扉。
びっくりして見てみれば未来のララがまた過去に来たみたい。
すごく慌てているけど、とても嬉しそう
ラ「ママ、聞いて！」
「聞くから。何があったの？それと少し静かに。今小さい貴方が寝てるの」
ラ「あっ…ごめんなさい…」
「起きてないから大丈夫よ。それで？」
ラ「あっ、あのねっ」
私の肩を掴んで少し興奮気味。
本当にどうしたってのかしら？
ラ「未来でねっ、ママが…ママが帰ってきたのっ」
「は？」
ラ「ママ、死んじゃったはずなのにっ突然帰ってきてね…」
死んだ私が帰ってきた？
そんなはずない。
死んだ人間は甦らない。
そもそも、未来を変えられたとしてもそれはきっと今のララとは違う世界線で生きてるって事になるんじゃないの？
「それは本当に私だったの？」
ラ「うん！見た目は今のママと変わらないけど、確かにママだったよ！！未来が変わったんだよ！」
「ふぅ…。ララ、落ち着いて聞きなさい？」
ラ「？」
喜んでる娘にこんな事を言うのは酷だけど。
正直に言わないとこの子が危ないわ。
「それは、私では無いわ」
ラ「…え？」
「いい？ララ。死んだ人間は生き返らない。」
ラ「っ！！」
「例え未来が変わって、私が生きてる未来になったとしても。それはきっと今の貴方とは違う世界線の話になるはずよ」
ラ「え？？どういう事？？」
「パラレルワールドって知ってる？あの時こうしてればとか、そういう分岐点の違いで起きる平行世界。私が生きている未来は、”あの時、子供を助けても死ななかった”分岐点の私。」
ラ「あ…」
「もしくは”その事件に関与せず、死ななかった私。”ララのいる未来の私は既に”子供を助けて死んでしまった分岐点の私”よ。」
ラ「じ、、じゃぁ…あのママは？？」
謎ね。
何処の馬の骨かしら？
私の可愛い娘にちょっかいかけるなんて。
「分からないわ。…そうね、丁度暇してたし…そいつ拝みに行ってみる？」
ラ「…えっ！？」
「ジェニーに言えば未来に行けるわ。ちょっと待ってなさい」
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あつやき玉子(プロフ) - 矢車菊さん» 矢車菊さんありがとうございます😭後半めちゃくちゃ亀更新でごめんなさい💦終わり方決まってなかったからちょっとグダついた感がありますね…最後まで見て貰えて嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
矢車菊(プロフ) - つ、遂に完結…！😭めちゃくちゃ面白かったです！！！🫶😭お疲れ様でした！！ (2023年4月12日 23時) (レス) @page50 id: b7fa874ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2022年10月28日 22時
