私とマグマなあなた2

ファーストキス ページ5

「サカズキ…今…」

なんか胸がすごくドキドキする

顔が熱い

心臓もすごく早くなってる

サ「……嫌だったか。」

「ううん、嫌じゃない」

ボ「(大胆だねぇ。そんなに好きなら自覚すればいいのに。)」

医「私の娘になにするんだ、サカズキ」

サ「バーさんが箱入りにしすぎたせいでこの手の警戒心が無さすぎるんじゃ。えぇ経験じゃろ」

医「まったく。」

おばさんと軽く話してまた抱きしめ直してくれたサカズキ。

え、これファーストキス？

前世でも私、キスなんてされた事ないよ？？

マジで？？こんな突然あっけなくくるもん？？

いや、でも…優しかった…

「〜〜っ／／」

ボ「ジー。サカズキ」

サ「なんじゃぁ」

ボ「そぉんな怖い顔しなさんなってぇ。((ｺｿｯ))もう1回くらいしてやったらどうだぁい？」

サ「…。」

医「しょうがないね。私らはどいといてやるか。」

ボ「んじゃ、中で待ってるよぉ〜」

中で待ってるって？？

2人とも帰ろうとしてなかったっけ？？

「？？」

サ「A。上を見んかい」

「サカズキ？(チュッ)んむっ」

サ「チュッ、クチュ…」

「むっ…、ふっ…プハッ、ﾊｧﾊｧ…え？？？」

サ「ギュッ))…わしは帰るぞ。」

今なにが起きたの？

サカズキに…２回目のキスされた？

なんで…

ボ「A〜、おーい」

「…」

ボ「放心状態だねぇ？」

サ「…A」

「え？」

サ「あの武器屋には二度と行くんじゃぁなか。ええな」

「はぃ」

いや、行かないよ。

好きでもない奴に抱きしめられて気持ち悪かったんだし。

ん？じゃぁサカズキは？

キスまでされてすごく緊張してるけど

「てか、なんでキスされたんだ？」

―――

サ「ふぅ」

ボ「なぁんでため息なんかつくかねぇ？」

サ「ボルサリーノ、よくもやってくれたのう」

あそこまでキスするつもりなんぞなかったっちゅうに

引いとりゃせんか？あのアホ

ボ「ふぅむ。自覚はできたのかなぁ？」

サ「あぁ？なにがじゃ」

ボ「まさかこれでもダメなのかぁい？恐ろしいねぇ…」

サ「？？」

なにが自覚じゃぁ。今度から顔を合わせにくかろうて

次会った時なんて説明すりゃええ、バカタレが

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